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ドリトル先生と日本の鉄道
第七幕その一
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めました、そのお話はといいますと。
「実は鉄道模型のことですが」
「今リニューアルして置こうとしている」
「それのことですが」
 こうお話するのでした。
「どうも違う様な気がするのです」
「造ってみてですか」
「模型自体は出来ていっていますが」
 こちらは順調だというのです。
「立体的に宇宙を走る様な」
「銀河鉄道の様にですね」
「他にもディオラマの細かい部分が」
 そうしたところがというのです。
「何かが違う様な」
「そう思えてですか」
「違うんじゃないかって思えまして」
「それで僕にですか」
「相談に来ました」
「そうですか、鉄道模型ですか」
「先生はこれまで多くの学園の問題を解決されていますね」
 宮田さんは先生にこのことも言いました。
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