少女は毒舌!?
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「助けて下さいっ!」
少女が必死そうな声で助けを求める。
「ん?誰かやって来たよ?」
「何故ここに入れてきたんだ?警備は頑丈にしてるはずだが」
たくさんのワドルディが城の中に入った者を排除出来るように様々な場所に設置して頑丈にしてるはずと思い込むデデデ。しかし彼女からは「外の警備がいなかったんですけど……」と戸惑いを感じてしまう。
「おい、まさか……」
デデデは何かにビビっと来たようでカービィをシド目で見る。
「え、な、何事!?」
「お前のせいだろ絶対」
『いいじゃん別に!ボク的にはあそこにあるものどうぞ食べて下さいみたいなもんだもん!』
『なわけあるかよ!勝手に侵入しやがって!!』
『だって、警備雑魚だし』
「あ」
「何が“あ”だよ!お前のせいだからな!」
「え、いや助けを求めてるから問題なくね!?」
「開き直んな!」
デデデの怒鳴り声にビクッとなってしまい、メタナイトの後ろでぷるぷるしていた。
「ほら、驚いてるだろ。少しはデリカシーというものがないのか?」
「う、うぅ……悪かった」
「い、いえ大丈夫です………」
初対面なのか、それとも元からなのか、警戒心が大きい。
「そんなに警戒しなくていいよ!ボクはカービィ!よろしくね!」
「は、はい……」
「ボクがたくさんの事件を解決してるからね!」
「それ本当にですか?」
「まあ、確かにそうですね……ただし……」
「「「洗脳されてても容赦なく殺ってくるけどな!?」」」
「あっ…(察し)」
何かを悟ったかのような顔をしている彼女であった。
「あ、紹介の続きでもしましょうか。ボクはバンダナワドルディ。バンワドと略してもいいですよ。」
「バンダナが付いてるワドルディだからバンダナワドルディなんですね……つまり、追いかけ回されていたのはワドルディ達と……」
「あーそういえば、一応追いかけまわされたんでしたっけ」
「ま、まあ中はやはり頑丈でしたし、それだけ貴重なんですね」
彼女が褒めると「そうだろうそうだろう!このワシを称えるがよい!」と当然態度を変え始めた。
「「「こいつロリコンか!」」」
「あのロリコンと同じにすんな!」
ロリコンと言えばあの「このロリコンどもめ!」でお馴染みのあそこ辺りの暗黒物質が言うものである。
「コホン、少し取り乱してしまってすまん。改まってこのデデデ城の大王のデデデ大王だ!」
「大王様だったんですね。凄いですね。部下の為の食料がなくなってしまって、そのピンクボールを懲らしめようとしてたんですね!」
「そ、そこまで聞かれてたのか!?というか、そうだ。ワシは部下の食料を失わせたカービィをとっちらめようとしたのだぁ!」
デデデは褒められ
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