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ヘタリア学園
第七千五百二十九話  辛口の国

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第七千五百二十九話  辛口の国
 次はタイでした、タイと聞いて言うのはイタリアでした。
「辛いお料理だよね」
「はい、トムヤンクン等ですね」
「そうだよね、あの緑の唐辛子とかね」
 赤い唐辛子よりも辛いです。
「タイはそういうの使うよね」
「それで辛いのです」
「そうだよね」
「それで、ですね」
「うん、レーションもかな」
「それは食べて確かめて下さい」
 タイはイタリアに微笑んで言いました、そのうえで各国に自分のレーションを出しました。そうして皆で食べますと。
「辛いね」
「ああ、予想通りだな」
 ロマーのがイタリアに応えました。
「これはな」
「しかもお米が主食だね」
「これまでの国はパンだったけれどな」
「我が国はお米の国ですから」
 それだけにというのです。
 この辺りこれまでの国とは違います、国によって主食が違いますしそしてレーションのそれも違うのです。


第七千五百二十九話   完


                   2019・1・18

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