機動戦士ガンダム
2292話
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うして俺に恨み言を口にしたりしないのは、最終的には当初の予定よりも多くの資材とかを優遇して貰っているからだろう。
「ともあれ、だ。ゾックの一件は予想外の幸運だったな」
『そうですね。……それで、出来ればもう少しでアプサラスの1号機の開発が完了するので、その試運転にはアクセル代表にもいらして欲しいのですが……どうでしょう?』
試運転か。
ギニアスにしてみれば、俺は最大のスポンサーだ。
そう考えれば、見に来て欲しいと思ってもおかしくはない……か?
そんな風に考えつつ、これからの予定を考え……ふと、これってもしかして良い機会じゃないか? と考える。
現在月で補給やら修理やらをしているホワイトベースだが、それが終われば当然地球に向かう事になる。
なら、それに途中まで一緒に乗って行ってもいいのでは? と、そのように思ったのだ。
別にホワイトベースに乗って地球に行かずとも、HLVを使ってハワイに補給物資やら何やらを降下する時、それに一緒に乗っていけばいい。
だが、ホワイトベースに乗っていてもおかしくはない理由があり、アムロと関わっておいた方がいいと考えると……この案は、決してそこまで突飛なものではない。
ホワイトベースにしても、シャアを撃退出来る戦力を見逃すという選択肢は、存在しないだろうし。
そんな風に思いつつ、俺はギニアスに向かって頷きを返すのだった。
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