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【IS】何もかも間違ってるかもしれないインフィニット・ストラトス
第百三七幕 「いけ、戦乙女たち!」
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ウが蓄積されてる筈だ」
「あ、写真パネル。一番大きいのは一夏と佐藤さんのツーマンセル戦でのツーショットかぁ」
「AICをあっという間に突破されてひっかけにもひっかけられて、まさかあそこまで綺麗に負けるとは……結局一発も佐藤さんに当てられなかったしな。ははは……………あれ、何だこれは?私の……涙か」
「ラウラ、もう忘れよう。大丈夫、ラウラはまだ本気出してないから。僕にはわかる」
「そ、そうだな。私はまだ本気を出していないだけだ、うん」
「あれ、あの人……ナターシャ・ファイルス?わ、もう現場復帰してたんだ」
「ゴスペルの操縦者か……あの件では結局シルバリオ・ゴスペルは解体となったと聞いているが、勿体ないことをしたものだ。原因究明は済んでいるのか?」
「知ってて黙ってる人がいるんじゃないかなー。ほら、あの天災博士とか『知ってるがお前の存在が気に入らない』って感じで黙ってそう」
「ああ、そういう。しかし暴走の責任をアメリアとイスラエルで擦り付け合う事態にならなかった辺り、向こうのお上も察しているのか?」
「というか冷静に考えると広域殲滅型ISって、アメリカ何と戦う気だったのかなぁ。オールレンジ対応にするなら砲門減らしてミサイル入れるべきだと思わない!?一斉発射するなら絶対ミサイルの方が美しいよ!!エネルギー兵器なんてバリアエネルギーと残弾直結するから安定しないじゃない!!」
「どうどう、それは設計の問題じゃなくて趣味の問題になってるから。あとパイロットに聞こえるかもしれんところでそういうこと言うな」
「まさか私を助けてくれた子供たちのうち二人と出会うことになるなんて、世間は狭いわね」
「あははは。あとは一夏がいれば対ゴスペルメンバーが揃うんですけどね」
「ごめんなさいね、意識がないまま貴方たちは学園に戻ってしまったし、あの後精密検査や事情聴取が重なって、つい最近やっと解放されたの」
「前代未聞の事件だったから無理はない。結局あのアンノウンの出どころも不明なままだ」
「……大人としては、子供たちにそういった心配をさせてしまうことを情けなくも思うのだけど」
「状況が待っていますまい。なに、我々の学校には頼もしい先達が多くいます」
「そうそう、実力差がありすぎてトーナメント出禁になった誰かさんとか」
「濃いわね……いや冷静に考えてもやっぱり濃いわね、IS学園。まぁそれはそうと――あの一件、ゴスペルを止めてくれてありがとう」
「……僕らは当然のことをしたまでです」
「うむ。ところで、よろしければ連絡先を交換しませんか?同じ軍人同士、こういった繋がりはいずれどこかで役に立つかもしれません。アメリカに嫌気がさして亡命先をお探しでしたら是非ドイツへ!!」
「本音を隠そうともしない!?ちゃっかりしてるわね貴方!?」
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