機動戦士ガンダム
2291話
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基本的にこのUC世界とホワイトスターはまだ自由に行き来は出来ないので、まだゴーヤクレープの侵食はないといったところなのだろうが。
「それにしても、本当に屋台も含めて料理店が多いのね」
「ああ。その辺に関しては俺も予想外だった。……マブラヴ世界の合成食が、よっぽど不味かったんだろうな」
しみじみと呟くと、シェリルは当然だといった様子で頷いたが、ゆかりの方は首を傾げている。
合成食を食べた事がないだけに、俺が何を言っているのか話からないのだろう。
もしくは、合成食については知っていても、実際に食べた経験がないだけに、理解出来ないのかもしれない。
一度ゆかりにもマブラヴ世界の合成食を食べさせてみても面白いかもしれないな。
もっとも、好んでそういうのを食べたいと思うかどうかは、また別の話だが。
「あ、シシカバブだって。ねぇ、アクセル。ちょっと食べてみない?」
シェリルの視線を追うと、そこには屋台があった。
シシカバブというのは、言ってみれば串焼き肉だ。
正確には調理方法や食材、香辛料といったもので色々と違うのだが、大筋では間違っていない。
にしても、シシカバブか。
いや、別にそこまでおかしな事ではないんだが。
クレイドルにはUC世界から多くの移住希望者が集まってきているだけに、当然のように様々な人種がおり、そういう意味では料理は色々な国の伝統料理の類も多く残っている。
……代わりに、自分のところが元祖だとか、発祥の地たとか、そういう言い争いが起きたりもするのだが。
そんな風に思いつつ、俺はシシカバブを買って3人で食べながら、クレイドルのを見て回る。
ちなみに、この日の夜は久しぶりという事や、ゆかりやシェリルの扇情的な下着姿もあって、色々な意味で凄い夜になるのだった。
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