第51話:現在の子供達
[1/4]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
ホーリーストーンを守り通した大輔達はダークタワーを破壊しながら復興作業をしていたが…。
「この辺りのダークタワーは全て壊したな」
「うん、もう何処にもないよ。」
大輔の言葉にヒカリは辺りを見回しながら答えた。
「大輔、腹減ったよ」
「そうだな、そろそろおやつにするか」
「僕、沢山お萩を作ってもらいました!!」
「僕もドーナツを焼いてもらったんだ。」
「私はクッキー!!」
「パウンドケーキ…結構大量だな。食い切れるか?」
伊織はお萩、賢はドーナツ、ヒカリはクッキー、大輔はパウンドケーキを出す。
残りはコンビニのお菓子だ。
「作りすぎたお萩と焼き菓子達は葬らねばならない。俺の腹の中に…!!」
「私のお腹の中に〜!!」
「一杯食べてね2人共」
お萩と焼き菓子達を虎視眈々と狙うブラックアグモンとなっちゃん。
それを見たヒカリが苦笑しながらお萩と焼き菓子を差し出すと一気にかぶりついた。
「頂きぃ!!」
「貴様!!それは俺のドーナツだぞ!!」
狙っていたドーナツを手にしたブイモンに向かって吠えるブラックアグモン。
「何だよ、全部同じだろ!!」
「ふざけるな、返せ!!」
ブイモンの手にあるドーナツを賭けて争うブイモンとブラックアグモン。
「すっかり馴染んじゃって…」
「あ〜ん♪」
テイルモンが呆れたように呟き、ドーナツを口に放り込んだブイモンは満足そうな笑みを浮かべた。
「ぐっ!!己ぇ!!ならば!!」
ブラックアグモンは大輔の焼いたチョコパウンドケーキのみを口に放り込んだ。
「んなあああ!?ブラックアグモン、お前俺のチョコパウンドケーキを!!」
「貴様が先に俺のドーナツを食ったんだろうが!!」
「俺はあのチョコパウンドケーキを最後の楽しみにしてたんだー!!」
「食い物の恨みは恐ろしいと言うことだ!!身を持って味わうがいい!!」
「こんのおおおおお!!ブラックアグモン、勝負だああああ!!」
「望むところだ!!ここで貴様との決着を…」
「うるせえぞ!この馬鹿コンビ共!!」
「「ぐふう!!?」」
脳天に繰り出される拳骨にブイモンとブラックアグモンは同時に倒れた。
「何してるんだろうね?」
「仲良いんだか、悪いんだか…」
「普段は仲がいい癖にこんな下らないこと揉めるのよね」
パタモンとワームモンとテイルモンが倒れ伏すブイモンとブラックアグモンを見ながら呟く。
「頂きまーす」
倒れ伏すブイモンとブラックアグモンを無視してお萩をぱくりのなっちゃん。
「「ああ!?」」
一番大きいお萩を食べられたブイモンとブラックアグモンが思
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ