暁 〜小説投稿サイト〜
提督はBarにいる。
やっぱ冬は鍋でしょ!・その1
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(しゃぶしゃぶ用):250g

・白菜:3〜4枚(300g)

・大根:300g

・ニンジン:1本

・エリンギ:4本

・えのきだけ:2袋

・春菊:1束(200g)

(スープ)

・サラダ油:1/3カップ

・ニンニク:4片

・赤唐辛子:5〜6本

・長ねぎの青い部分:2〜3本分

・生姜:2片

・豆板醤:大さじ1

・粉山椒:大さじ1/2

・水:800cc

・醤油:大さじ2

・鶏ガラスープの素:大さじ1

・砂糖:大さじ1

・塩:小さじ1/3




 さて、作っていこう。まずは下拵えから。白菜は食べやすい大きさの削ぎ切り、大根とニンジンは皮を剥いてピーラーでリボン状にする。エリンギは縦4等分に裂き、えのきは石附を落として食べやすいようにほぐしておく。春菊は葉を摘む。

 お次はスープの材料の下拵えだ。生姜は薄切り、ニンニクは半分にして芽を取ったら包丁の腹等を使って潰す。長ねぎの青い部分も鍋で煮やすい大きさに揃える。

 鍋(鉄鍋がオススメ)に油を敷き、弱火で熱する。ニンニクと赤唐辛子を加えたら1〜2分焦がさないように炒める。長ねぎ、生姜、ニンニク、豆板醤、粉山椒を加えて更に炒め、香りが立ってきたら他のスープの材料を加えて煮立てる。

 スープが出来たら、肉と野菜を適量入れて好みの加減まで煮て、お好みでごま油に塩を混ぜたつけダレを付けて食べる。




「次の出来たぞ〜……って、何を揉めてんだお前ら」

 火鍋をコンロに出そうと抱えていくと、テーブル席でぎゃあぎゃあと揉める声がする。

「おじやだ!」

「うどんだろ!?」

「あ、あの、ラーメンが……」

「お餅だよ〜っ!」

「あら提督、ごめんなさいね。皆が鍋の〆を何にするかで揉めてて……」

 夕雲が申し訳なさそうに軽く頭を下げる。鍋の〆を何にするかは個人の好みもあるから難しい問題なのは解る。だがな……

「ウチは店内での喧嘩はご法度だ、やるなら3ヶ月出禁な」

「「「「それは困る」」」」

 俺の一言で騒ぎは終息。大体、これから幾つも鍋が出てくるんだぞ?

「みぞれ鍋はおじや、ハイ決定。うどんやらラーメンやらは次以降にしろ」

「よっしゃあ!」

 ガッツポーズをしているのは朝霜。おじや、そんなに食いたかったのか。〆のおじやは水で洗ったご飯か、面倒だったらパックご飯をレンジで加熱しないで鍋に加える。お玉で解しながら煮立たせ、好みの固さになったら器に盛り、焼き海苔等を散らして食べる。
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