第七千五百二十三話 太らない
[8]前話 [2]次話
第七千五百二十三話 太らない
日本はフィンランドのレーションを食べつつフィンランドに尋ねました。
「一つ思ったことですが」
「はい、何でしょうか」
「この様な甘いものでもですね」
「寒いですからね」
「外にいるだけでカロリーを消費するからですね」
「だからなんですよ」
「僕と同じ理由だよ」
ロシアも日本に言います。
「寒さも極端だとね」
「そこにいるだけで、ですね」
「カロリー消費が激しいから」
だからだというのです。
「甘いんだ」
「僕も同じ理由でして」
また言うフィンランドでした。
「太らないんですよ」
「これだけ甘くてもですね」
「そうなんですよ、ただ」
「はい、普通の国ではですね」
「太りますよね」
フィンランドも自分でわかっています、ロシアやフィンランドだからこそ食べても太ることはないことを。
第七千五百二十三話 完
2019・1・15
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ