第46話:聖騎士VS竜戦士
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モンVMの膝がめり込んでいた。
油断など一切していなかったのに何故自分は攻撃を喰らっている?
「今の俺のいる場所はお前のいる所の遥か上だ。一朝一夕で追い付ける実力差じゃない」
単純にブラックウォーグレイモンの反応速度を上回る速度で膝蹴りを叩き込んだ。
ただそれだけ。
「行くぞおっ!!!」
再び繰り出される拳と蹴りの連撃。
ブラックウォーグレイモンは何とか耐えきろうと防御に全パワーを回してもまるで意味を為さない。
ブラックウォーグレイモンの防御力を遥かに上回る力で攻め続けるマグナモンVM。
「ぐ…おおおお!!ガイア…フォース!!!」
辛うじて耐えきって渾身のエネルギー弾を放つものの、マグナモンはそれを殴りつけて粉砕してしまった。
「なっ!?」
「終わりにしようぜブラックウォーグレイモン…ミラクルグリッターーーーッ!!!!」
マグナモンVMのアーマーから放たれた灼熱の光はブラックウォーグレイモンに向かって伸びていく。
ブラックウォーグレイモンは避けようとするが、あまりのダメージにふらついた。
「しま…ぐああああああ!!?」
ブラックウォーグレイモンに光が直撃し、ブラックウォーグレイモンの絶叫が響き渡る。
「ふう…」
煙が晴れると、マグナモンVMは深い息を吐きながら倒れているブラックウォーグレイモンに向かって歩き出す。
「ぐっ…」
「おっと無理するな。俺の必殺技をモロに喰らったんだ。」
起き上がろうとするブラックウォーグレイモンだが、マグナモンがそれを制した。
「………俺の……負けだ…」
少しの間を置いてブラックウォーグレイモンが敗北を認めた。
「じゃあ、俺達に力を貸してくれるか?」
「…俺は負けた…お前達に従おう…」
「従うとかじゃなくて、仲間だよ。それにしてもお前は凄いよ。正直普通のマグナモンで充分じゃないかと思ってたのにさ…」
マグナモンVMは分離し、ブイモンに退化するとブラックウォーグレイモンを見据えた。
「また勝負しようぜブラックウォーグレイモン。俺もお前ももっと強くなってさ」
「……いいだろう。だが次は負けん」
「へへ、そうこなくちゃ」
「うーん、やっぱり戦闘馬鹿だわこの2人。」
ブイモンとブラックウォーグレイモンを見てテイルモンはぼそりと呟くのであった。
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