暁 〜小説投稿サイト〜
クロスウォーズアドベンチャー
第46話:聖騎士VS竜戦士
[5/5]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
モンVMの膝がめり込んでいた。

油断など一切していなかったのに何故自分は攻撃を喰らっている?

「今の俺のいる場所はお前のいる所の遥か上だ。一朝一夕で追い付ける実力差じゃない」

単純にブラックウォーグレイモンの反応速度を上回る速度で膝蹴りを叩き込んだ。

ただそれだけ。

「行くぞおっ!!!」

再び繰り出される拳と蹴りの連撃。

ブラックウォーグレイモンは何とか耐えきろうと防御に全パワーを回してもまるで意味を為さない。

ブラックウォーグレイモンの防御力を遥かに上回る力で攻め続けるマグナモンVM。

「ぐ…おおおお!!ガイア…フォース!!!」

辛うじて耐えきって渾身のエネルギー弾を放つものの、マグナモンはそれを殴りつけて粉砕してしまった。

「なっ!?」

「終わりにしようぜブラックウォーグレイモン…ミラクルグリッターーーーッ!!!!」

マグナモンVMのアーマーから放たれた灼熱の光はブラックウォーグレイモンに向かって伸びていく。

ブラックウォーグレイモンは避けようとするが、あまりのダメージにふらついた。

「しま…ぐああああああ!!?」

ブラックウォーグレイモンに光が直撃し、ブラックウォーグレイモンの絶叫が響き渡る。

「ふう…」

煙が晴れると、マグナモンVMは深い息を吐きながら倒れているブラックウォーグレイモンに向かって歩き出す。

「ぐっ…」

「おっと無理するな。俺の必殺技をモロに喰らったんだ。」

起き上がろうとするブラックウォーグレイモンだが、マグナモンがそれを制した。

「………俺の……負けだ…」

少しの間を置いてブラックウォーグレイモンが敗北を認めた。

「じゃあ、俺達に力を貸してくれるか?」

「…俺は負けた…お前達に従おう…」

「従うとかじゃなくて、仲間だよ。それにしてもお前は凄いよ。正直普通のマグナモンで充分じゃないかと思ってたのにさ…」

マグナモンVMは分離し、ブイモンに退化するとブラックウォーグレイモンを見据えた。

「また勝負しようぜブラックウォーグレイモン。俺もお前ももっと強くなってさ」

「……いいだろう。だが次は負けん」

「へへ、そうこなくちゃ」

「うーん、やっぱり戦闘馬鹿だわこの2人。」

ブイモンとブラックウォーグレイモンを見てテイルモンはぼそりと呟くのであった。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ