第46話:聖騎士VS竜戦士
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るようになったのだ。
「はあっ!!」
マグナモンの蹴りを受け流して小型のエネルギー弾を放つ。
「ぐおっ!?」
今まで大型のエネルギー弾しか放ってこなかったので、てっきり大型しか放てないと思っていたが違うようだ。
「(小型に圧縮することで攻撃範囲が狭くなる代わりに破壊力とスピードが増してる。)」
しかしブラックウォーグレイモンの技はこれだけではない。
ワクチン種のウォーグレイモンにはない多彩な技がブラックウォーグレイモンの特徴だ。
「ウォーブラスター!!!」
連続で放たれるエネルギー弾をマグナモンはそれを身軽な動きで回避、弾いていく。
「随分色んな技を持っているな…!!」
これほど多彩な技を持つ究極体など一体どれくらいいるだろうか?
「ガイアフォース!!」
ウォーブラスターのエネルギー弾に気を取られているマグナモンに極限まで圧縮・小型化したガイアフォースのエネルギー弾を投擲する。
咄嗟に防御してダメージを最小限にするが、ブラックウォーグレイモンの戦い方に溜め息を吐いた。
「ふう…正直羨ましいくらいの成長速度だ。敵からすれば俺達もそう見えたのか?」
勝利と敗北を繰り返しながらも実力を上げていった自分達も敵からすればあれと同じだったのだろうか?
今では確認のしようもないけれど。
最早自身とブラックウォーグレイモンとの力の差はあまりない。
このままでは前回の二の舞だ。
だから切ることにする現時点の切り札を。
「ブラックウォーグレイモン、お前はやっぱり凄えや。マグナモンのパワーにも怯まねえで真っ向からぶつかってきた。益々仲間になって欲しくなった。見せてやるぜブラックウォーグレイモン。これが今の俺達の最高の力だ!ジュエルビーモン!ネフェルティモン!ペガスモン!アクィラモン!アンキロモン!エヴォリューションクロス!」
「マグナモンVM(ウィンクルムモード)!!」
純白の肉体と白銀の鎧を身に纏うマグナモンVM。
先程と比べて圧倒的な力を目にしてブラックウォーグレイモンの体は震えていた。
それは恐怖ではなく歓喜。
「(これが奴の本気…!!これほどの力が…!!)ようやく本気を見せたか…見せてもらうぞ!!貴様の真の力を!!」
一気に距離を詰め、マグナモンVMに向けて渾身の右ストレートを繰り出す。
「…遅い」
左手を顔面の前に翳してブラックウォーグレイモンの拳を受け止めた。
それも簡単に。
「何!?」
「今から言っとくぞブラックウォーグレイモン。いくらお前が成長しても今のお前は勝てない。それは何でか分かるか?」
「ぐはあっ!?」
何時の間にかブラックウォーグレイモンの腹部にマグナ
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