第46話:聖騎士VS竜戦士
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吹き飛ばされるブラックウォーグレイモンを追い掛け、反撃の隙を与えずに殴り続ける。
「ぬっ!ぐううっ!!」
全身を襲う拳の弾幕にブラックウォーグレイモンは何とか耐えきり、マグナモンの両拳を受け流しながら、腹部に体当たりを叩き込む。
「ぐあっ!?」
腹部を襲う衝撃にマグナモンは表情を歪め、吹き飛ばされるが即座に体勢を立て直して爪を構えて突撃するブラックウォーグレイモンを迎撃する。
「マグナムパンチ!!」
「ドラモンキラー!!」
拳と爪がぶつかり合い、凄まじい衝撃波を周囲に撒き散らす。
「(やはり強い、先程の奴らとはまるで違う!!)」
楽しい。
やはり楽しい。
強い存在との戦いは堪らなく楽しい。
しかもこれよりもまだ強い力を隠しているのだというのだから驚きだ。
「(見たい…これよりも強い力とやらを…そしてその力を持った奴と戦いたい!!)絶対に貴様の本気を引き出してやる…!!」
「やってみな…!!言っとくけどちょっとやそっとで見れると思わないことだな!!(いいかみんな、デジクロスは仲間との絆が力になる。あいつをぶちのめす。今はただそれだけを考えろ!!)」
【了解(だぎゃ)!!】
そしてマグナモンのパワーも上がり、ブラックウォーグレイモンとの戦いも更に熾烈になっていく。
このままでは埒が明かないとブラックウォーグレイモンは一旦距離を取って両腕を前に翳してエネルギー弾を生み出す。
「受けてやるぜ…」
同様に両腕を前に翳して真っ向から受けて立とうとするマグナモン。
掌に莫大なエネルギーが溜まっていく。
「ガイアフォース!!」
「プラズマシュート!!」
同時に放たれたプラズマ弾とエネルギー弾が激突する。
威力はほぼ互角…いや。
「お前の全力ってのは…これっぽっちかーーー!!!」
「っ!!」
更にプラズマ弾の威力を上げると、プラズマ弾はエネルギー弾をぶち破ってブラックウォーグレイモンを飲み込んだ。
そしてブラックウォーグレイモンのドラモンキラーとブラックシールドの破壊に成功する。
竜の因子を持つマグナモンにとって最も脅威であるドラモンキラーを破壊しなければ危険なのだ。
しかも防御手段である盾まで破壊出来たのは幸いだ。
「ぐっ…」
「どりゃああああ!!」
体勢を立て直す暇など与えずに殴り飛ばす。
ブラックウォーグレイモンが失った武器は彼の強さを大きく支える物でもあるため、かなりの戦力ダウンだ。
「舐めるなあ!!」
しかしブラックウォーグレイモンも簡単にはやられてはくれない。
戦いの最中に成長し、嵐のようなマグナモンの攻撃を受け続けたことでようやく見切れ
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