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うちはオビト逆行物語 改 〜逆行?何それ美味しいの?〜
幼少編
うちはオビト逆行物語『急展開?』
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今日はアカデミーは休みで、カカシもリンも家の用事があったようで遊びには誘われなかった。
ならば、今日という日を使うしかないだろ。
「行ってらっしゃい。」
「えぇ、行ってくるわね。」
今日祖母は古くからの友人とお茶会だそうだ。つまり、ばぁちゃんは今日は家を空ける。ラッキー。
一応出かけることも伝えてはいるし、遅くなっても大丈夫なように部屋のマーキングは完璧だ。祖母の気配が無くなったことを確認してから靴を持ち自空間に入る。
たしかあいつらはあの辺を住処としていたよな。
俺はとりあえず黒い布とお面をかぶり、目的地に向かった。
つーかこのお面、なんで俺の神威の空間にこんなのが…?
グルグルをモチーフにした(?)お面は、嫌な思い出しかなくて。
黒歴史…。
ま、まぁ…。今回はそんなことしないぞ。出来ればしたくないし。
そんなことを考えてるうちに目的地の雨隠れの辺境に到着である。いつも降っている雨隠れの里とは違い、木の葉に近いここは晴れ模様が広がっている。
此処はあんまし好きじゃないけどな。
さて…あいつらはどこに居るんだろうか。どこを見たって森かぽつんとあるボロ屋かしかない。
…いや、絶対あのボロ屋じゃねぇか。そう思いそのボロ屋に向け1歩歩みを進めると突然後ろから微かな殺気を感じだ。
「…誰だ。」
初めて聞く声では無い。懐かしい声ではあるが。聞きなれた声でもない。
「…お前は。」
振り返るとそこには” あいつ ,,がいた。
俺の顔を見るなり、あいつは小屋に走った。
他の奴に知らせるつもりだろう。
だが、そうはさせない。
「土遁、土流壁。」
土壁が奴の進行方向を塞ぎ、逃げ場を狭める。
「なっ!?」
さぁ
「これでもう逃げられんぞ、
弥彦。」
初めに会うのは長門が良かったのだが…。
いや、逆に長門じゃなくてよかったのか…?
いや、どちらにしろ今は記憶がないんだから関係ないか。
「…さて、そろそろ質問をしてもいいか?」
「…お前の事は長門からも、小南からも聞いている。」
「…は?」
この展開は予想してなかった。頭の整理がつかない。
待てよ、じゃあ、長門も、小南も、もしかしたら、弥彦も…。
「…お前らも、か。」
「お前らと言う事は、お前もなのか。」
背後からの声。
長門の声だ。みんな小屋から出ていたのか、丁度。
…つまりボロ屋に向かったのはそれを俺が追いかけると分かり切っていて、できるだけ広がったところに出そうとしたからか。小南辺りの策だろうな。
「…なんのようだ、弥彦は関係ないのだろう。」
「何言ってんだ長門!今度こそ三人で一緒って言ったじゃんか!」
「うん、わかってる。」
既視感があるようなないような寸劇を前にし返す言葉が見つからない。…なんか、
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