暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
グルメ世界の強者達現れる!全てを凍てつかせる氷の大地に眠るセンチュリースープを巡る死闘!
第46話 遂に登場!IGO会長、その名は一龍!
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せん」
「これ全てをか!?凄い財力なのだな……」
リアス部長は以前見た洞窟の砂浜の海の綺麗さと比較していました。その後のイッセー先輩の説明を聞いたゼノヴィアさんはIGOの持つ財力に驚いています。
「こんなものは序の口さ。この先にある海底トンネルを通れば親父がいるコテージがありますからまずはそこに向かいましょう」
先輩の案内で海底トンネルに入りましたがもう凄いという言葉しか出ないくらいの迫力でした。
水族館などにある物とは比べ物にならないくらいの規模で小さな魚や大型の水生猛獣だ優雅に泳いでいるのはまさに絶景ですね。
「ここを上がれば親父のコテージは直ですよ。じゃあ行きましょうか」
そして階段を上がりきるとさっき見た海よりも更に綺麗な絶景が広がっていました。そして私達がいる小さな島にある一本道の先に小さなコテージがありました。
「あそこにあるのがIGOの会長さんの家なんですか?」
「あれは親父の別荘だ。今はバカンス中だからな」
「こんな素敵な場所でバカンスが出来たら最高ね。私もこんな素敵な別荘地が欲しいわ」
アーシアさんの質問にイッセー先輩はあのコテージは会長さんの別荘だと答えます。それを聞いた部長はこんな素敵な別荘地が欲しいと言いました。
確かに部長の言う通りこんな素敵な場所で先輩と二人っきりでバカンスが出来たら最高ですね。
そして私達はそのコテージ前まで行くとイッセー先輩はチャイムを鳴らしました。すると中から現れたのは執事の恰好をした中年の男性が現れました。
「これはこれは!お待ちしておりました、イッセー様!」
「お久しぶりです、モータンさん」
「イッセー、こちらの方は?」
「この人はモータンさんといって親父の執事をしている人だ。昔は俺の面倒も見てもらっていたんだ」
「イッセー様のご学友の方々ですね?初めまして、私はIGO会長の執事をさせて頂いておりますモータンと申します」
「初めまして、モータンさん。私はリアス・グレモリーと申します」
部長が代表してモータンさんに挨拶をして、私達はコテージの中に案内してもらいました。
「親父はどうしているんですか?」
「会長ならテラスにおられます、イッセー様がこられるのを今か今かと心待ちにされていらっしゃいました」
「ははっ、最近は連絡ばかりで直接会いには来なかったからな」
イッセー先輩は嬉しそうに微笑みました。
ふふっ、会長さんに会うのが嬉しいんですね。
モータンさんの案内でテラスに行くと、そこにはアロハシャツを着た金髪の男性がデッキチェアに座って海を眺めているのが見えました。
あの人がIGOの会長でイッセー先輩のお義父さんである一龍さん……
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