暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
グルメ世界の強者達現れる!全てを凍てつかせる氷の大地に眠るセンチュリースープを巡る死闘!
第46話 遂に登場!IGO会長、その名は一龍!
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グルメ界に逃げてしまっているかもしれませんね」
「どうしてそう思うの?」
「相手は俺の事を知っているようですから当然IGO会長である一龍と繋がりがある事も知っているはずです。あのまま残っていたら親父に見つかってジ・エンドですからね」


 ふむ、イッセー先輩の義理の父親でもある一龍さんならその人物を見つけられるという事ですね。もし敵がそれを知っているのならその場に留まったりはしないはずです。


「でももしかしたら僕達の世界側の人間界のどこかに逃げた可能性もあり得ないかな?コカビエル以外に細胞を渡していたりでもしたら……」
「そうなったら最早俺達だけではどうしようもないな……」


 祐斗先輩の言葉にイッセー先輩は深刻そうな表情を浮かべました。
 もし既にグルメ細胞が他の奴らに行き渡っているとしたらとんでもない事になりそうです。


「それで休みの間街を警備するのは誰ですか?もしかしてオカルト研究部の面々が?」
「いえ違うわ、お兄様が派遣した上級悪魔達が行うそうよ。私達生徒は自宅謹慎を言い渡されているわ」
「なら俺達が街をウロチョロするのは返ってマズいか……」


 今の段階でも魔王様にグルメ界の事を感づかれているかもしれないので、迂闊な行動は出来ないです。


「仕方ない、まずは親父に話す事から始めようか」
「えっ、それって今から会長さんに会いに行くって事ですか?」
「ああそうだよ」


 ど、どうしましょうか!?遂にイッセー先輩のお義父さんと会う日がやってきてしまいました!
 緊張で口から心臓が出ちゃいそうです……!


「イッセーさんのお義父さん……あう、何だか心臓がバクバクしてきちゃいました」
「うふふ、これはしっかりとおめかしをしていかないといけませんわね」
「イ、イッセー君のお義父さんって事は将来の私のお義父さんに会うの!?そんな、急すぎるよー!!」


 アーシアさん、朱乃さん、イリナさんは私と同じように緊張してしまっているようです。


「いや、そんな緊張する程の事でもないと思うけど……」
「まあまあイッセー君、女の子には色々あるものなんだよ」
「そういうものか……」


 それから私達は色々準備を整えてからイッセー先輩が手配したヘリに乗ってIGO会長がいるという場所に向かいました。



―――――――――

――――――

―――


「うわぁ……!とっても綺麗です!!」


 ヘリに乗って数時間が過ぎ、私達が降り立ったのはパールのように白い砂浜とエメラルドグリーンに輝く海が広がる諸島でした。


「凄いわね、こんな綺麗な海は洞窟の砂浜以来だわ」
「この辺りの諸島はIGOが所有していますからね、一般人は一人もいま
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