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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
グルメ世界の強者達現れる!全てを凍てつかせる氷の大地に眠るセンチュリースープを巡る死闘!
第46話 遂に登場!IGO会長、その名は一龍!
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て、私は彼女こそが一番の障害になると確信した。


「イッセー君!」
「は、はい!なんでしょうか?」
「さっきの話、ホント?」
「……本当です」
「ふーん、イッセー君はおっぱいが好きなんだね」
「い、いやそういう訳じゃ……ッ!?」


 私はイッセー君の手を取って自分の胸に押し当てた。あんっ、イッセー君の手大きくてあったかい?


「イ、イリナ!?何をしているんですか!?」
「あんなちっぱいより私の方が大きいよ?イッセー君の為なら私、何だってするもん」
「イリナ……」


 ごくりと生唾を飲み込むイッセー君、私はそのまま彼にキスしようとするが小猫ちゃんに突き飛ばされた。


「何するのよ!」
「誰がちっぱいですか!」
「あら、自分の胸の大きさも分からなくなっちゃったのかしら?認識できないくらいちっちゃいもんね」
「こ、この……パッと出の癖に!」
「パッと出とは何よ!この泥棒猫!」
「五月蠅いです!このなんちゃって幼馴染!」
「なんちゃってじゃないもん!正真正銘幼馴染だもん!」


 そのまま小猫ちゃんと言い争いになる、このまま負けてはいられないわ!


「大体君はイッセー君の正妻を名乗っているけど、そんな貧相な身体でイッセー君を満足させてあげられるのかな?イッセー君ぐらいの年頃の男の子って性欲も強いしエッチな事に興味を持つ年なんだよ、それなのに彼女が貧乳じゃあね……」


 私は自分の胸を小猫ちゃんの頭に載せて挑発する、小猫ちゃんはおデコに青筋を浮かべてピクピクッと震えていた。


「……所詮おっぱいしかない人にイッセー先輩は任せられません。私はイッセー先輩の好きな物を全部知っているし家事も洗濯も出来ます。身体だけの関係しか自慢できないのならちゃんちゃらおかしいですね」
「ぐっ……」


 私はそう言われると何も言い返せなくなってしまった。私は家事も洗濯も料理も苦手だ、自室は汚いしママやシスター・グリゼルダにだらしないと怒られることも多い。
 因みにゼノヴィアも私と同じくらい酷い。


「あれあれ?何も言い返せないんですか?本当におっぱいしか自慢するところがないんですか?やっぱりなんちゃって幼馴染じゃないですか!」
「なんちゃってじゃないもん!正真正銘幼馴染だもん!」


 むむぅ、小猫ちゃんめぇ〜!


「イッセー君、どうやって収集つけるつもりだい?」
「どうしようか、本当に……」
「このペチャパイ!泥棒猫!」
「エセ幼馴染!胸に栄養行き過ぎた頭空っぽ女!」


 私と小猫ちゃんの言い合いは、その後リアスさんと朱乃さんが来るまで続いていた。



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