ある学校の階段の怪談
Part.3
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しら?」
ありません。ではあなたたち4人は皆情報を包み隠さず共有しました。少し整理しましょうか。色々いっぱい情報有りますしね。
えー、まず張り紙に書かれていたことだけを纏めてあげましょう。
・『廊下・階段は走るな』
・『大声で叫ばない』
・『土足厳禁』
・『暴力厳禁』
・『屋上に上るな』
・『教室に出た後と入った後はドアを閉める』
・『職員室と校長室に入る時はノックをする』
・『借りた物は必ず元の位置に戻す』
「こんなに張り紙してたんだね」
「10回校則違反をすると恐ろしいことが起るってことも気になるね。私たちの知らないところでいくつ校則違反を犯しているのかもわからないし、気を付けようっか」
「てかなんてもん持ってきてんだ。ハンマーとか。それで彫像を破壊するつもりか?」
「壊すかどうかはさておいてなんとなく気になっちゃってね。ちゃんと返しておけば大丈夫だと思うな」
さて、1階の探索が終わって情報交換も済んだところで、どうしますか? 2階にでも行きますか?
「もう充分1階を調べたし、いいんじゃないか? 田中が心配だしな」
「そうでヤンスね。2階に行くでヤンス」
「私も行くわ」
「私も付いていくよ」
皆さんは2階に行くと。了解しました。
ではあなたたちが2階へ続く階段を上り始めた瞬間、異様な気配とこの校舎へ入る前に感じたものと同じ寒気を感じます。身の毛もよだち、鳥肌が立ってしまうほどの、とても夏とは思えないほどの寒気です。
あなたたちには《幸運》判定をお願いします。
滝谷《幸運》65 → 07 成功
永琳《幸運》70 → 98 ファンブル
響 《幸運》50 → 74 失敗
蘭 《幸運》55 → 03 クリティカル
「おや、珍しい。全部揃ったでヤンス」
「いや確かに凄いけど私ファンブル……大丈夫なの?」
んー……じゃあ永琳は階段から足を踏み外して転んでしまいます。1D3のダメージです。
「(コロコロ)……2点」
永琳《耐久力》09 → 07
「あいったぁ!?」
「大丈夫か永琳」
「ちょっと足を踏み外しちゃったのよ」
「気をつけるんだぞ?」
さって《幸運》に成功した2人は、この寒さに耐えられず小さくくしゃみをしてしまいます。滝谷は4回、蘭は5回です。
「……なんだったんでヤンス? 今のロールとその結果は?」
「わからないけど……まぁ、多分害のある判定じゃないよ」
さて、そんなこともありつつあなたたちは無事に2階へ上がることが出来ました。
2階も1階と同じような作りになっていて、東と西に2つずつ教室が用意されています。ちなみに教室は全部鍵が開
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