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真似と開閉と世界旅行
猛反撃〜
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ンはそれを受けきるが後ろに後ずさる。

「行け、詠!」
「任せなさい!!」

詠さんが緑の剣を煌めかせ、連続で斬り付ける。

「爪竜連牙斬!!」

それだけでは終わらず、詠さんの剣が光る。

「片手剣ソードスキル!!ノヴァ・アセンション!!」

十連撃の攻撃がシンを斬り刻み、残りの一人の方に吹き飛ばす。

「恋っ!まとめて吹っ飛ばしなさい!」
「…わかった」

恋さんが構え、魔力を溜める。

「ーーー戦場を駆ける一騎当千の将(ホウテンガゲキ)ーーー」

「「ぐぁぁぁぁぁぁ!!!!」」

「…相変わらずえっぐいわぁ…」

霞さんが飽きれ半分で言う。…だが、ノーダメージだった方のシンは倒しきれていない。

「貴様らぁ…殺す!!殺して…」

「相手は虫の息です、椿!!」
「…愛依、いって…!」

シンの言葉は待たず、私たちについてきていた椿たちが叫びながら武器を振り上げる。

「お母様の…お父様の、みんなの、仇ぃぃい!!」
「お前だけは絶対…許さないんだぁぁぁ!!!」

「なっ!?なんだ、この力…ぎゃぁぁぁぁぁぁっ!!!!」

二人の一撃がシンを両断、打ち倒した。

「やった…やったよ、お母様…」
「ええ、よくやりましたよ、椿」
「母さん、アタシ…!」
「…凄い一撃だった」

その様子を亞莎や詠さんたちが微笑みながら見てる。

「ぶーっ、みんなで倒しちゃってつまんなーい」

雪蓮様が頬を膨らませるのを見て私たちは困ったように笑う。


「…亮、勝ってください」
「…咲なら…きっと大丈夫」

私たちは二人の無事を祈るのだった…



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