機動戦士ガンダム
2288話
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似をするという可能性は……かなり低い。
個人的な予想で言えば、ほぼゼロと言ってもいいだろう。
「食事の方も、期待はしてくれていいぞ。クレイドルでは、料理店がかなり多いし」
「……何故だ?」
ブライトがそう尋ねてくるが、疑問を持っているのは他の者達も同様だった。
俺の方に疑問の視線を向けてくるのに、意味ありげに笑ってみせる。
「その理由が知りたいなら、後で特別にちょっとした贈り物をしよう。それを食べて貰えば、クレイドルで何故料理店が多いのかの理由は分かって貰えると思う」
その言葉の意味は理解出来なかったのか、表情に納得した色は浮かべないままに、ブライトは俺の言葉に頷く。
さて、マブラヴ世界の合成食を食べて、ブライト達は一体どんな感想を抱くかな。
……とはいえ、世の中にはあの合成食を食べても、不味いけど取りあえず食べられるから問題がないと言い張るような者も、少数、本当に少数だが存在している。
その少数の者がホワイトベースにいないといいんだが。
いっそ、食堂の責任者に食べさせてみるとか。
ホワイトベースの食堂の責任者は、見るからにゴツい男といった感じの人物だ。
そんな人物だが、避難民の住人全員分の食事を毎食作っていたり、それどころかお菓子の類を作って子供達……カツ、レツ、キッカだったか。あの3人やそれ以外の子供達に食べさせたりといった風に、何気に出来た人物なんだよな。
そんな風に思いつつ、俺はブライトと話を続けるのだった。
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