第42話:優しさのデジメンタル
[6/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
んじゃない!!」
伊織の腕を引っ張って賢の元に。
「京さん?」
「賢君、デジクロスよ!!ディグモンとシュリモンをデジクロスして!!このままじゃ負けるわ!!」
「でも、伊織君は…」
チラリと伊織を見遣る。
伊織が自分を嫌悪しているのは知っている。だから彼とのデジクロスは無理ではないかと思った。
「……やりましょう一乗寺さん…」
「伊織君…」
「借りは…返します…」
「分かった、君と京さんの力…借りるよ…」
「そうはさせないよ!!」
D-3Xを構える賢の姿を見たアルケニモンは妨害しようとするが。
「ヘブンズジャッジメントアロー!!」
サジタリモンKMの矢がスナイモンを貫き、そのままアルケニモンに迫ってきたため、アルケニモンはそれを回避しなければならず、妨害は出来なかった。
「ジュエルビーモン!ディグモン!シュリモン!デジクロス!!」
「ジュエルビーモンDS(ドリルスライサー)!!」
ジュエルビーモンの左腕がディグモンを模した大型のドリルとなり、背中に巨大手裏剣を装備している。
「ドリルファング!!」
左腕のドリルを高速回転させ、スナイモンの体に風穴を開けると、残りのスナイモンは巨大手裏剣を投擲して薙ぎ払う。
「強い…!!」
「スパイクバスター!!」
ジュエルビーモンの放った衝撃波がアルケニモンとマミーモンに迫る。
「うわああああ!?な、何で雑魚2体のパワーを足しただけで…」
「足し算じゃないんだよデジクロスは!!デジクロスは絆の力なんだ!!」
吹き飛ばされていくアルケニモンとマミーモンを見て、サジタリモンKMはヴァーミリモンを吹き飛ばすと、すぐにデジクロスを解除、退化させた。
「よーし、ウィザーモン!!お前が修理してくれた奇跡のデジメンタルを使わせてもらうぜ!!デジメンタルアップ!!」
「ブイモンアーマー進化、奇跡の輝き!マグナモン!!」
「う…っ!?」
ロイヤルナイツの守りの要、マグナモン降臨。
あまりの眩い光にアンデッドのマミーモンは苦しむ。
マグナモンは即座に自身の状態を確認する。
あれだけボロボロだった奇跡のデジメンタルを使用可能にするウィザーモンの技術力は大したものだが、完璧とは言えずに、最大技のエクストリーム・ジハードと次点で強力な技であるシャイニングゴールドソーラーストームが使えなくなっているのだ。
しかしそれ以外の技は使える。
「これで終わりだ!ぶっ飛べ馬鹿コンビ!プラズマシュート!!」
両肩・両腰のアーマーから発射されたミサイルと掌から放たれたプラズマ弾がアルケニモンとマミーモンに炸裂した。
「「うわああああああ!!?」」
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ