ある学校の階段の怪談
Part.2
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でヤンス」
「自分は黒板が気になるぞ」
それぞれ別の所を調べるのですね。では滝谷から行きましょう。掲示板でしたね。
「そこには何か貼られているでヤンスか?」
1枚だけ掲示物が貼られていますが、掠れていて読むのが困難です。
「解読は《日本語》でヤンスか?」
そうですね。それでお願いします。
京太郎《日本語》80 → 75 成功
張り紙にはこう書かれています。
・『教室に出た後と入った後はドアを閉める』
「あぶないでヤンスね……。我那覇氏、ナイスプレーでヤンス」
次は響のほう行きましょうか。黒板ですよね?
「そうだぞ。黒板に何か書かれていないか?」
後ろの黒板に小さく文字が書かれているのを見つけます。しかし小さくて読めません。解読したい場合は《目星》をお願いします。
響《目星》80 → 56 成功
では黒板には小さな文字でこんなことが書かれています。
・『僕をいじめてた奴らはもういない。あの彫像さえあれば悪い奴はみんないなくなる。ここはまさに理想郷。みんなが幸せになれる最高の学校だ!』
「ふーん、なんというのかな。これを書いた本人は大分可哀想なやつだと思うぞ。こんなガチガチの校則で固められた学校を理想郷と呼べる時点で相当だけど、みんなが幸せになれるって……。というか、『いなくなる』ってどういうことなのだ? 退学処分か? それとも……なにかに消された、とかか?」
あ、それ考えちゃいますか。考えちゃいましたね?
「あっ……」
響ちゃん、《アイデア》チェックのお時間ですよ。
響《アイデア》85 → 78 成功
えー、響は『いなくなる』の意味を勝手に想像してしまいます。もしかしたらこの子をいじめていたイジメっ子たちは、この現象を引き起こしているなにかによって消されてしまったのではないか、と。
恐ろしいことを想像してしまった響は0/1の《SAN》チェックです。
響《SAN》44 → 11 成功
「あ、危なかったぞ……。GMのアドリブ《SAN》チェックも注意しないといけないな。とりあえず情報共有をしようか。誠を呼んでこれを見せる」
「呼ばれたから来たでヤンス。そして見るでヤンス。ふむふむ……やっぱりこの彫像っていうのが気になるでヤンスね」
「まぁ割とシナリオ始まってから察してたけど、その彫像ってやつを壊せばこの廃校から脱出できるっていう情報なんだろうな」
「フェイクの可能性もあるでヤンスが、呪いの彫刻といいこの厳しすぎる校則といいこの書き込みといい、どうもその彫像という物が何らかの形で関わっているのは間違いないでヤンスね。壊せばいいのかどうかはわからないでヤンスが、壊すことも視野
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