大神村の怪異
Part.Extra2
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らくクトゥルフ史上尤も腑に落ちないバッドエンドに直行です。
「失敗してよかった」
確か内藤さんが殺害されているのを発見後、レミリアと咲夜は村長の家に向かっていましたよね? その道中で咲夜はシュブ=ニグラスになっていました。
目の前で大切にしていた従者が化け物に変貌した様を見たレミリアは1D100/2D100の《SAN》チェックが、宿にいたあなたたちはなんだかよくわからないままに全滅するという愉快な結末を迎えていました。
「本当に失敗してくれてよかったわ」
「白夜に続くけどな、俺も正直おまえのこと疑ってたぞ。咲夜もだ」
「え? なんで?」
「咲夜が記憶喪失って言ったからだ。本当に記憶喪失だったならじゃあ咲夜の正体はなんだ?って感じになって、人狼伝説の話で裏切り者の役職だけ省かれてただろ? じゃあ咲夜は実は食屍鬼で敵側に渡るかもって思ったんだ」
「なるほど。ではなぜお嬢様を疑いに?」
「咲夜を都合のいい駒にするために何かの魔術を使って記憶を消したんじゃないかってな。咲夜が余りにもレミリアに絶対服従過ぎたから猶更だ。それにレミリア、夕食に出された肉を何も疑わずに食べてたし」
「大体見当はつくがGM、あの肉って何の肉だ?」
人肉です。遊星と白夜はあの記録帳を読んだ際にその肉の話題を出したら《アイデア》チェックを挟んで成功したのち《SAN》チェックが待っていました。
「だろうな、知ってたぞ。で、そんな得体のしれない肉を普通に食べてたおまえが怪しく感じないわけがないだろう。あのロールプレイも俺たちに信用させておいて裏を掻くためのものなんじゃないかとギリギリまで悩んだ」
「それは私も考えたねい。なんていうか、おまえの行動の1つ1つが怪しすぎた。露骨に村長を敵視するような行動取ってたし、バスの中で不吉な占い結果を出すしでな」
「食屍鬼と戦闘するまでの下りまでずっと疑っていたぞ。霊媒師の能力持ってるとか言った時点でもう怪しかったしな」
ちなみにレミリアの夢での出来事はGMとの個別チャットによって行われていたため、他のPC性質にはどんなやり取りが行われていたからわかりませんでした。食屍鬼との戦闘は咲夜がいたので公開としてました。なんというか、レミリアと咲夜のチャットルーム新しく作るの面倒くさかったので。
「そんな……私は能力貰っただけで特に目的とかなかったから、味方が欲しくてああいうロールプレイしてたのよ? 私のみんなからの信用低くない?」
「「「いや、日頃の行いのせいだろう?」」」
あなたのロールプレイっぷりには感服されますけどね、そこまでの域に達すると味方だと頼もしいんですけど敵側に回ると一番厄介なんですよ。
「おまえアレだよな。人狼やって役職なしになった
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