大神村の怪異
Part.7
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「7時でいいだろう。全員が中央会館に集まるその時に。これが山場だ、乗り切ろうぜ」
「ああ。というわけでGM、俺たちのターンはこれで終わりだ」
わかりました。では時間を飛ばしますが、それまでの間にやっておきたいことはありますか?
「みんなで情報を共有しましょう。あと捕らえた怪物は目を覚ます度に気絶させるわ。縄で縛っているし、出来るでしょう?」
それは可能ですね。他の皆さんもそれでよろしいですか?
「お嬢様に従うのみです」
「俺もそれでいい」
「俺もだ」
「私も入れてくれよ。私だけ何にも知らないんだからな」
「じゃあまずは俺の情報を開示する」
了解しました。それでは遊星と白夜の言葉を聞き、写メを見たレミリア、咲夜、咏ちゃんの3人、《SAN》チェックです。咏ちゃんは0/1D3、レミリアと咲夜は0/1で勘弁します。
レミリア《SAN》54 → 88 失敗
咲夜 《SAN》44 → 23 成功
咏 《SAN》45 → 05 クリティカル
じゃあ咏ちゃんは次の《SAN》チェックにボーナスつけます。
「次は私ね。実はね、心して見て欲しいものがあるんだけどねぇ……その怪物、捕まえちゃったわ。と言って食屍鬼を見せる。現物よ」
「なっ!?」
それでは気絶している食屍鬼の姿を直視した遊星、咏、白夜は《SAN》チェックだ。本当は0/1D6なのですが、遊星と白夜は事前情報を知っているため0/1D3で、咏ちゃんはクリティカル効果で0/1でいいですよ。
遊星 《SAN》58 → 14 成功
咏 《SAN》45 → 26 成功
白夜 《SAN》40 → 10 成功
あんたら本当《SAN》チェックに強いですなぁ。特に心は揺るがないですね。
「ふーん、そいつがその化け物か」
「成程、その牙で噛みついたわけか。で、そのかぎ爪で橋を落としたんだな」
「興味深いな、調べてみたいね」
「これで情報開示は終わりね。作戦は遊星さんの考えたものに従うわ」
「私も乗ります」
「私も乗るぜい」
「よし、合流完了だ。7時まで飛ばしていいぞ」
はーい。それでは夜7時になりました。夏とはいえこの時間になれば陽は落ち、電気のない村は暗闇に包まれます。
さぁ、1回目の処刑の儀の会議の時間がやってきました。
――To be continued…
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