大神村の怪異
Part.7
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探索技能もあるから私は案外役に立つぜ!」
「俺も何かと使えるぞ。まだ言わないが」
「いいのよ」
ではまずレミリア、咲夜のシーンから行きましょう。
――――・――――・――――・――――
くるみを見つけたあなた達ですけど、具体的にどう行動しますか?
「彼女の所に行くわ。それでわざとらしく挨拶する。あらぁ、あなたはこころくるみさんじゃない。どうしたの? こんなところで」
レミリアがそうくるみに話しかけますと、怪訝そうな顔でくるみはレミリアを見ます。
「……先程皆さんがあなたの部屋に入っていくのが見えたので、気になってついてきたんですよ」
「あらあら、昨日はあんなに元気いっぱいだったのに今日は随分と静かね。もしかして、さっきまでの私たちのお話聞いていたのかしら? 《心理学》」
「私も《心理学》です」
レミリア《心理学》66 → 44 成功
咲夜 《心理学》63 → 42 成功
えっとですねぇ、2人は彼女の反応からして、彼女は先程までの部屋での会話を盗み聞きしていたと思いました。
「ダメねぇ、社会人としての礼儀がなっちゃいないわ。どこまで聞こえていたのか、誰の指示でこんなことしていたのかは知らないけど、自分の身を守ることばかりで冷静になれない頭の悪いのと違ってね、私たちは理性的なのよ。私たちはこれ以上誰も犠牲にせずに、犯人を突き止めて助けを待つ予定なのよ。人狼? 冗談じゃないわ。そんな馬鹿馬鹿しい生物がいるわけがないのに、まともな思考を捨て去ったあなたたちに用はないの。邪魔しないでくれないかしら?」
「流石でございます。さぁ、これで彼女が自分の意志でつけてきたのか、誰かの指示で動いたのかがわかりますね。上手くいけばどこまで聞こえていたのかもわかりますよ」
さて……そうロールプレイをしますか。するとくるみは顔を真っ赤にして睨みつけてきます。特にレミリアに対しては憎しみの感情さえ浮かんでいます。
「《心理学》なしにそこまで情報くれるのね」
「レミリア・スカーレット。おまえ、バスでの挨拶の時からずっと邪魔だったのよね」
「何の話をしているのかしら? というか漸く本性を現したわね。怖いわぁ」
「じゃあアイドルモードって喋ってあげる。あーあ、レミリアさんってば本当に面倒な人だよねぇ。頭がいいし、凄い能力持ってるし? 困っちゃうんだぞ。本当は駄目なんだけどー、レミリアさんをここで消しちゃった方がぁ、いいかなって。あとでどうとでもなるしぃ? レミリアさんと十六夜さんには容疑かかってるしぃ? あんたら2人なら許してくれるだろうしぃ? あはっ!」
子供のような無邪気な笑顔で人間とは思えない台詞をつらつらと述べるくるみ。アイドル
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