大神村の怪異
Part.5
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況からして大体のことはわかった。言ったろう? 不審な点があるって。それをあんたに見てほしいんだ」
「ふーん。わかった。俺にできることなら協力しよう」
「感謝する。じゃあついて来てくれ」
えっと、遊星たちは再び12番の部屋に戻るということでよろしいでしょうか?
「ああ」
それではそのタイミングで村長を連れたレミリアと咲夜が戻ってきました。
「連れてきたわよ遊星さん!」
「な、内藤さんがなくなったと聞いて、何が起こったのじゃ!?」
「詳しい状況は部屋を見てからにしてくれ! 行くぞ!」
それでは内藤さんの遺体を直視した白夜、遊星からの事前情報を考慮して0/1の《SAN》チェックです。
白夜 《SAN》41 → 33 成功
「こいつは……で、どこだ。不審な点って」
「この歯形だ。とても大きいだろう?」
「……ああ。まさか、これが致命傷か?」
「いや、これじゃあない。上手く隠れているが、長い刃物で付けられた刺し傷がある。胸を一突き。これが致命傷だ。この歯形はおそらく、犯人が内藤さんを殺害した後に付けたものだ。あんたに訊きたいのは、この歯形がなんの歯形かだ。何かの生物のものだとは思うが、俺にはわからない」
「なるほどな。わかった。《生物学》で判定するぜ」
白夜 《生物学》80 → 55 成功
おれでは白夜はこの噛み傷が大型の犬のような生物によってつけられたものが特徴から推測できる。しかし、これほど大きな口を持つ犬種の動物を知らない。未知の生物の存在をこの歯形から予見した白夜、0/1の《SAN》チェックです。
白夜 《SAN》41 → 41 成功
「こいつは犬か狼のものだな」
「犬か狼だと?」
「ああ。歯形が似ている。……だがこりゃあ、相当大きい奴だな。もののけ姫なんかに出てくる山犬クラスだ。とても現実的なものじゃあない」
「おいおい、冗談はやめてくれよ。そんなオカルトありえるかいって」
「俺だって信じたくはないさ。だがこの傷がそれを証明している。何かのトラップのものかとも思ったが、これは明らかに生物のものだ。生物学者の俺が言うんだから間違いないよ。まぁ俺自身もにわかに信じがたいことだけどね」
とそこまであなたたちが話していたところで、村長の村岡がガクガクと震えながら叫びます。
「ま、まさか……そんな……で、伝説じゃ……伝説の人狼が現れたんじゃぁっ!」
「村長、落ち着きなさい! そんなものいないわ! 《精神分析》よ!」
レミリア《精神分析》62 → 52 成功
効果的なレミリアの《精神分析》ですが、それでも村長はガクガクと震えるばかりです。
「あらら、これはマズいわね」
「お
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