大神村の怪異
Part.3
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おくことにしましょう。ただPL達にはこの情報をお渡しします」
「サンキュー咲夜。まぁ私は知らんから気にせず食べるけどな。お、この肉美味いな」
あの、時間経過して全員ご飯食べ終わったってことにしていいですか? 時間的には午後1時くらいまで。
「いいんじゃない? ご飯食べながら話すのはマナー違反だしね」
「そうだな。美味しいご飯も頂いたところで、改めて親睦を深めようじゃないか」
「まぁ全員……あ、レミリアさんと咲夜を除いたら初対面だ。仲良くしよう」
「そうね。さて、みんなも食べ終わったみたいだし、そろそろ私の話をしましょうか。と自分から切り出すわ」
じゃあその話に興味を持ったNPC7人が反応します。
「7人? 6人じゃなかったか?」
内藤さん。
「あぁ、ツアーガイドの内藤さんそういえばNPCだったな」
「注目してもらって何よりだわ。興味ない人がいたら申し訳なかったもの」
「いや多分あんたの話に興味ない人このツアーの参加者の中にはいないんじゃね? 知らんけど」
「あらそう? いずれにしても嬉しいわ。さて、なにをお話ししましょうか。話せることは結構いっぱいあるし……そうね、ひとり一回まで何でも聞いて良いわよ」
あ。
「どうしたのGM。何かマズかったかしら?」
いや、その。こういう形式のシナリオって、あんまりGM喋らないなーって思いましてね。質問はPC同士で大体終わっちゃいますし、小説にすると地の文が少なくなりそうだなって思いまして。
「新底どうでもよかったですね」
「話を戻すわ。ほら、聞きたいことを聞いて頂戴。答えられる範囲で答えるわ」
「じゃあ俺からでいいか?」
「いいんじゃね、知らんけど」
「あんたから始まったんだし、俺は特に不満はないな」
「よし、じゃあ質問しよう。最初の通りだ。レミリアさんがどうして占いに興味を持ったかが知りたい」
「ああそういえば、遊星さんはそうだったわね。家の図書室にあった占いの本を読んだのがきっかけよ」
「家の図書館?」
「私はイギリスのいわゆるお嬢様でね、家に学校と同じくらいの図書室があるのよ」
「お嬢様ってことは知っていたけど……でもなんで占いの本なんかあったんだ?」
「ふふ、らしくないわよね。実はね、私のお母様が買ったものらしいのよ。興味を持ったみたいで買ったのは良いけどすぐに飽きてしまってそのままお蔵入りに。それを私が偶然見つけたのよ。珍しくってつい手に取っちゃったのよねぇ。それがきっかけよ」
「なるほどな」
「あとこれは補足なんだけど、これだけじゃ占い師になろうだなんて思わなかったわ。見つけた当時ね、見様見真似で占いをやってみたのよ学校の友人たち
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