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社会人共がクトゥルフやった時のリプレイ
大神村の怪異
Part.3
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いです! どうしてレミリアさんは占い師になったんですか? 会ったのは今日が初めてですけど実績は知っています! どういう経緯で占い師になって、どうしてそんなに的中するのか、気になります!」

 くるみが興味津々といった感じでレミリアに質問すると、他のNPC達もレミリアの方に注目します。みんなこの話題に食い付いたみたいですね。

「俺も興味あるな。レミリアの方を見よう」

「あたしも見るぜい」

「皆様、あんまりお嬢様を困らせないようお願いします」

「大丈夫よ、咲夜。こうなることはわかっていたし、そんなに迷惑でもないから」

「出過ぎた真似を」

「いいのよ。まぁまぁ皆さん、そんなに見つめられると照れてしまいますわ。そんなに急かさずともお話はしてさせあげますから、まずはお食事をしましょう。せっかくのお料理が冷めてしまいますわ。お話はお料理を食べ終わってからにしましょう。6時まで時間はたっぷりありますしね。と言いながら内藤さんの方をチラ見するわ」

 じゃあそのアイコンタクトを受け取った内藤さん……あ、内藤さんは一番端っこの席に座っています。えー、内藤さんは小さく頷いて声を上げます。

「そうですね。皆さん、先にお食事に致しましょう。それでは皆さん、いただきます」

「「「「「いただきます」」」」」

「GM、私は《製作(料理)》の技能を取っています。この料理がどんな料理なのか、探れますか?」

「あ、それ俺も気になるな。どんな料理なんだ?」

 まず見た目の描写をします。定番の日本料理が並んでいるようですが、ちょいちょい違う具材が混ざっているようです。創作日本料理みたいですね。
 次に味。とても美味しい料理です。ですが、どの料理もどこかピンとこない味付けをしています。美味しいことは美味しいんですが、あなた達が今まで食べてきた料理とは微妙に味付けが違うような感じがします。へぇ、こんな味もあるんだな。なかなかイケるな。みたいな感想を抱くことでしょう。

「私はそんなことは気にせずに食べるわ。全部残さずにね。日本は本当にどこに行っても食べ物が美味しいわね。祖国も美味しいところは充分美味しいんだけど、地雷が多いのがねぇ」

「GM、私はこの料理に対して《製作(料理)》で判定します」

 咲夜 《製作(料理)》70 → 16 成功

 咲夜はこの料理の中のメインディッシュなのでしょう、少し大きめのお皿に乗っているステーキは、とても美味しいのですが、やっぱり今まで食べてきたどの肉料理にもその味とマッチしないことに違和感を覚えます。

「このステーキ、何のお肉なのでしょうか」

「どうしたの? 咲夜」

「いえ、大丈夫です。お嬢様を不安にさせるわけにもいきませんので、この情報は私の中にとどめて
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