大神村の怪異
Part.2
[5/9]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
「《博物学》か……取っていないな」
「一応初期値で振ってみるか。10パーセントもあるしな」
咏 《博物学》10 → 65 失敗
「まぁダメだよねい」
「俺も振っておこう。損はないはずだ」
遊星 《博物学》10 → 54 失敗
まぁ初期値じゃそんなもんですよね。とにかく、緑色の石の付いたペンダントを彼女が付けていた、ということだけ気が付きました。
「後で近づいてよく見てみよう。遠目だったからわからなかったのかもしれないからな」
「っと、次は私の紹介だねい。私は三尋木咏。麻雀プロだよ。知っている人は知ってんじゃね? 知らんけど。参加理由は不動……ああ、下の名前でよかったけな。えー、遊星さんと同じ、ただの気分転換だよ。短い間だけど、みんなよろしくねい」
「んじゃまぁ、俺の番か。夢幻の白夜という者だ。夢幻白夜ってのが本名なんだけどゴロが悪いからそう名乗っている。白夜って呼んでくれて構わないよ。生物学の研究者をやっているよ。このツアーに参加したのは、他のやつらと同じただの気分転換さ。論文やらなんやらから離れた日常を少しでも味わいたくてな。だからこんな非科学的なホラーツアーに参加したってこと。まぁ多少のオカルトの知識はあるから、今日明日は気楽に楽しんで行こうと思うよ。以上」
それでは次は皆さんと一緒にツアーに参加したNPC5人の自己紹介です。
「お、そいつらもするのか」
「NPCも重要なポジションなのかもしれないわね」
さぁそれはどうでしょうね。ではまずNPC1から。
NPC1は間違いなく美少女に該当するような高校生くらいの女の子です。良く言えば大人しそうな雰囲気、悪く言うならば自身がなさそうな感じの子です。
「えっと、水戸夏希です。高校2年生で、えっとえっと……私、ホラー好きでですね。ですからこのツアーに参加しました。意外と大人の人ばかりで緊張してますけど、なんとか頑張ります。よろしくお願いします」
と挨拶しました。
『ふーん、ねぇGM。彼女に対して《心理学》するわ。占いであの結果が出ちゃったし、PCはともかく、NPCがどんなことを考えているのかを知りたい』
はい、ここで読者の皆さんに説明があります。
今のレミリアさんのセリフ、カギカッコが通常の「」ではなく『』と表記されました。こう表記された場合のレミリアさんの言葉は他のPCには公開されていません。私ことGMとの個別チャットでの会話となりますので、他のPCでは知りえない情報を彼女は引き出そうとしています。
ちなみにこのとき、他のPC……というか全員、私に《心理学》ロールを要求してきました。PVPの可能性ありのシナリオと聞いて、みんな《心理学》をある程度用意してきたみたいです。考える
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ