大神村の怪異
Part.1
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んな能力くれるってことはさ、私の近くにいる人がシナリオ上で死ぬってことよね?」
まぁぶっちゃけその通りですね。
「本当にぶっちゃけたわね。まぁいいわ。悪い役割を引き受けたわけじゃないし、こんなこと言っても信じてもらえないだろうから、普通の探索者としてシナリオ始まったら積極的に話しかけていくとしましょう。他の人たちのことも知りたいしねぇ。それに私が占い師として有能なことをロールプレイでうまく表現できれば、味方になりうるPCがきっと接触してくるはずだしね。どうせ私以外にもいるんでしょ? なんか変な秘密を持ってるPC」
さぁ、それはどうでしょうね。
あ、それからあなたは名の売れた占い師ということで、このシナリオ中3回まで《芸術(占い)》を使って指定した事柄を占うことを許可します。
成功すればふわっとしたものではありますが、シナリオ攻略のヒントとなるような情報を差し上げましょう。ただし、この判定は《心理学》同様、非公開ロールとしてGMが執り行います。失敗した場合は偽の情報をプレゼントしますので、扱いには注意してください。
「いいわね。主役よりもサポートの方が得意だから、そういう能力は好きよ」
あ。それからこれらの能力・技能を習得したことによって、《オカルト》に+50の補正をどうぞ。
「《オカルト》95……こんなにいらないわ。そうねえ。《オカルト》を55にして他の技能に40ポイント振り分けていい?」
いいですよ。
「よし。それじゃあ《精神分析》と《心理学》に20ポイントずつ振り分けてと。うん、大分いいキャラができたわ」
そういえば今回は珍しく《図書館》に技能振っているんですね。《目星》は相変わらずですが。
「設定的に占いやらオカルトやらは本で調べて興味を持ったことにしているのよ。まぁ、ポイントが余ったから振ったようなものだけどねぇ。シナリオ的に《運転》よりは使えそうだし」
では個別オープニングを始めます。
あなたはイギリスの資産家、スカーレット家の次女です。スカーレット家の当主は長男が、そして長女が別の資産家に嫁いだために、あなたは家の中で最もフリーなポジションを獲得していました。
「レミリアは長女なんだけど……フランドールに変えようかしら? いや、でもフランちゃんロールプレイとか無理だし、いいか」
そんなあなたは5年前、両親の許しを得て、占い師として侍女を1人引き連れて日本へやってきました。
「侍女?」
ええ。ああそうそう。この侍女はNPCではありません。列記としたPCです。
「そうなの?」
侍女の名前は十六夜咲夜。あなたと同い年の少女です。彼女との主従関係は25年。気紛れとはいえスラム街で拾い、助けた彼女はそのままあなたの専属侍女とし
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