Part.3
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ありがとうございました」
「私もお礼を言います。ありがとうございました」
「いいのよ……気をつけてね」
と言って宮城先生はおまえさんたちを見送ったねい。
「よし。じゃあ早速賀川先生の住所の聞き込みだな。GM、俺たちの知る限り一番温厚な先生のもとに向かう」
いいよ、そこらへんは適当に。
「じゃあその先生に話しかけよう。先生、ちょっとよろしいですか?」
「おお、どうした不動くん」
「実は俺の母がこの学校の卒業生で、当時お世話になった先生に会いたくなったと言ってて。もしよろしければ教えてくれませんか? と言いつつ《信用》で判定する。言いくるめるんじゃなくて、普段の俺の素行で勝負だ。真面目な生徒と印象つけていれば、嘘を吐いていないと判断されてもおかしくないだろう?」
そうだな、それでいいぞ。
遊星 《信用》65 → 11 成功
「おお、そうか。それなら構わないよ」
「よし、賀川先生の住所を手に入れたぞ」
「でかしたわ遊星。これで突撃できるわ」
「ですね……あ、GM。今何時ですか?」
ん。えっとねい……だいたい5時半くらいだな。1時間くらい経過しているよい。
「だったらもう帰る時間ですね。探索は明日にしましょう。正直私は今すぐにでも調べに行きたいですけど、親を心配させてしまいますし、1人で行動はしたくないですからね」
「それもそうね。私は夜に弱いし、毎日9時には眠気が来ちゃうからね」
「子供だな」
「元ネタの萩村スズもそういう設定だししょうがないじゃない」
まぁ明日でも大丈夫だよ。明日は土曜日で半日授業だしな。比較的自由に探索できる。
「よし、それじゃあ今日の探索はこれで終わりだな。念のために文を家に送ってから帰るとしよう」
「私も同行するわ。文、帰りましょう。私たちが送ってあげるから」
「今日はもう遅い。明日になったらまた一緒に調べよう」
「はい……2人とも、私のためにありがとうございます」
んじゃあこの日の行動は終わりだねい。時間をすっ飛ばして翌日に移行するよい。
――To be continued…
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