クロノスを喰らうもの
Part.10
[6/12]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
っと踏み込んで説得すればすっと行きそうなんですが」
理人くんは口下手ですので、「早く目を覚ませ!」くらいしか言えません。
「使えんなこいつ」
「俺の行動だ! さっさと解決して俺は黒魔術プレイができるお店に行くんだ!」
「そんなの出来るお店ないだろ、多分」
「勇儀から受け取った45口径のオートマティックで攻撃だ。対象は空鬼B」
1D100からどうぞ。……というか不定の狂気を発症させた皆さん、狂人の洞察力を戦闘時に使ってから判定してください。成功で攻撃は自動成功とします。
「よし、これで攻撃が当たるチャンスが増えるな。(コロコロ)……46、失敗か。普通に《拳銃》で判定だ。初期値だ」
遊星 《拳銃》20 → 47 失敗
「失敗か。まぁ仕方ないか」
「メリケンを装備したことだし、《マーシャルアーツ》+《こぶし》で判定だよい。空鬼Bを狙う」
勇儀 《こぶし/パンチ》75 → 08 成功
勇儀 《マーシャルアーツ》78 → 18 成功
「両方成功。空鬼たちは背を向けているから《回避》できない。ダメージロールだねい」
2D3+1+1D4 → 8
えー……勇儀の拳を受けた空鬼Bはまだ立ってこそいますが、弱っているのがその様子からわかります。
「今度は私です。理子ちゃんに対して《説得》します」
どんな風に《説得》するのかを聞かせてください。
「このGMの反応からして当たりだな。やはりこのシナリオを攻略するには《説得》するのが正解だな」
「そうですね。そういえばGM、理子ちゃんとは会話することは出来ますか?」
出来ます。呪文はもうほとんど完了していますので、理子はMPを五芒星に捧げることに集中しています。
「では話しかけます。理子ちゃん、理子ちゃんは自分は酷い目ばかり遭っていると言いましたね。ですが、それは間違いです。確かに理子ちゃんは普通に生活するほかの人間に比べたら酷い目に遭ってきたことでしょう。しかし、あなたはかつて、そんな理不尽から自力で抜け出して、幸せを掴むことができたのですよ? こんなところに来る前、理子ちゃん、あなたは確かに本当の幸せを掴むことができていたのです」
「……そんな記憶はないわ」
「思い出してください。あなたは行動したのですよ。今の自分の境遇から脱出するために、前に進むために、あなたは自分からとある施設に向かったのです。そこが【ぬくもりハウス】です。といった感じで《説得》します」
ふむ……では10パーセントの補正をかけて《説得》してください。
咲夜 《説得》52+10 → 58 成功
「……ううっ。……私はずっと虐げられてきた。楽しいことなんて1つもなかった。幸せなことなんて……そ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ