クロノスを喰らうもの
Part.9
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げるけどね」
「《SAN》チェックもあっただろうな。さて、公民館に向かうか。車を出そう」
「待て遊星。叡史の持ち物を物色しよう。何か面白いものを持っているかもしれない。というわけでGM、私は叡史のポケットの中を漁る」
では古美門はジャムっている32口径リボルバーと【クロノスの魔弾】12発、後いらないと思いますが、校長室の金庫の鍵も入手しました。
「ジャムっているリボルバーなんだが、《機械修理》で直してもいいか?」
どうぞ。
遊星 《機械修理》72 → 25 成功
「よし、直った。これで使えるようになったぞ」
「それは遊星くんが持っていたまえ。これで少しは戦闘で役に立つだろう。【クロノスの魔弾】も6発渡す。あとの6発は星熊くんに渡しておこう」
「よし、これで18発か」
「他には特にやることはないですし、向かいましょうか。……おそらく、決戦の場に」
「だねぇ……というか古美門くんは大丈夫なのかい? 《夜に弱い》んじゃなかったかい?」
「大丈夫だ。深夜0時を回らん限りは余裕で行動できるぞ。案外軽いバッステなんだ。夜に行動を起こさないといけないシナリオでない限りはな。というわけで公民館に向かおう」
「よし、じゃあ車までみんなで行って公民館に向かう。GM、《ナビゲート》に成功したら少し早めに公民館に到着できないか?」
うーん……あんまり意味ないんですよね。でもせっかくの申し出ですし、うーん。
「あ、別に無理しなくてもいいぞ、GM」
……いえ、いいでしょう。内容は秘密にしますが、《ナビゲート》成功であなた達にとって明らかに得になるような展開を用意します。ただし、失敗すると損な展開が待っています。まぁ普通にやっている分にはどこを弄ったかわからないところをちょっと変更するだけなので、振るのは全然ありっちゃありです。
「……どうする? 《ナビゲート》は80なんだが」
「80パーセントなら振る方がいいのでは?」
「あたしだったら振るねい。メタ読みになるんだけどさ、このGMのアドリブはかなり甘っちょろいから、成功したら多分GMが想像している以上にいいことが起る」
そんなに甘いですか? 私のアドリブ。
「《SAN》チェック系はエグいけど、それ以外はマジで甘い。だからおまえがGMやるとあんまりキャラロスト起きないんだよ。シナリオが詰むことはないけどねい」
マジですか。
「てなわけで、あたしは振ることを勧めるよい」
「ボクは……まぁ、リスクを考えるなら振らない方がいいかもねぇ。でも、結構いいことが起るらしいし、振っていいんじゃないかな?」
「ああ、振りたまえ。ここは少しでもいい方向にもっていきたいからな。多少のリスクは覚悟の
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