暁 〜小説投稿サイト〜
社会人共がクトゥルフやった時のリプレイ
クロノスを喰らうもの
Part.7
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 理人くんは(コロコロ)……2点です。

「プレイヤー発言なんだけどさ、この恐ろしいお犬さんって……あいつだよね?」

「間違いなくあいつだな。正確には犬じゃないが」

「な、何なんだこの本……気味が悪い……」

「怖がらないでください理人くん。大丈夫ですよ」

「そういう十六夜さんも顔色悪いがな。まぁでも、理人くんに関しては十六夜さんに任せておけば良さそうだ。我々はこの部屋を探索しよう。部屋の中には本以外には子供が遊ぶためのブロックがあるんだったな。それを調べるぞ」

「古美門くんがブロックを調べるならボクは『おやつ箱』を調べようかな」

 わかりました。では古美門のシーンから行きましょう。

「ブロックはどんなブロックだ? レゴとかダイヤとかそんな感じのかアレか?」

 いえ、そういう種類のブロックではありません。小さな金属球とマグネット付きの棒がセットになっていて、それらを繋ぎ合わせることで様々な構造の立体や平面図形を作ることができるタイプのマグネットブロックです。

「ああ。分子の構造図みたいなやつを作れるアレか」

 そうそう、そんな感じのアレです。
 そんなアレが五芒星を無理矢理立体化したような歪んだ立体型に組まれており、それがいくつも床に転がっています。……えー、このブロックを調べると宣言してしまった古美門くん、《アイデア》チェックでございます。

 古美門《アイデア》75 → 49 成功

 この立体を直視してしまった古美門の脳裏にあるものが浮かび上がります。
 それは、例の地下室とここの教室で見たあの図形。何度見ても背筋が凍り付くほどの悪寒が走る、あの図形を……。
 古美門くん、0/1の《SAN》チェックです。

「トラップだったか……」

 古美門《SAN》61 → 61 成功

 ギリギリですか。古美門は本当に《SAN》チェック強いですね。

「GMのボーナスが大きすぎるんじゃないか?」

 クリティカルボーナスを絶対に付けるのが私の流儀ですのでね。まぁいいでしょう。発狂させずとも方法はありますからね。

「期待する」

 さてと、では次は京楽警部です。『おやつ箱』を調べるんですよね?

「さっきの古美門くんのやつがトラップだったから怖いけど調べるよ。キャンディが入っているんだったね」

 はい。

「ふむ……。箱を漁ろうか。キャンディ以外に何か入っているかい?」

 特に何もありません。

「キャンディだけか。……キャンディはどんな感じのキャンディだい? 棒が付いたペロペロキャンディかい? それともビニールか何かに包まれたアメちゃんみたいなやつかい?」

 一口サイズのアメちゃんタイプですね。

「キャンディを直接見
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