クロノスを喰らうもの
Part.6
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員たちは何やら会話を交わしているようですよ。
「会話? それは聞こえますか?」
今あなたたちは少し離れたところにいるんですよね? でしたら《聞き耳》成功で聞き取れることにします。もう少し近づけば自動成功にします。
「堂々と向かおう。私は名の知れた名探偵だし、京楽は警察だ。《信用》を使って事情を話せば普通に入らせてくれそうだ。ダメならロールプレイでカバーする」
「ですね。あ、理人くんは私の近くに居させます。私が彼を守ります」
「あたしは古美門の隣を歩く。それが仕事だ」
「ボクが一番前に歩くとしようか」
「それなら俺が最後尾だな。いざというときは真っ先に車を引っ張ってきて逃げる準備をする」
「自動で私と理人くんが真ん中ですね」
これはクトゥルフですよ? パラノイアじゃないんですよ? まぁみんな普段パラノイア結構やってますからアレなんですが。
えー、ではあなたたちが堂々と正門に向かっていますと、警備員たちの会話が聞こえてきました。
「……ったく、やれやれ。胸糞悪い仕事だぜ、本当」
「まったくだ。何でったってこんなきな臭い施設の警備員なんてしなくちゃいけないってんだ」
「きな臭いどころか真っ黒けっけだろ。あの子供の目ェ見たか、目。完っ全にキマっちまってたぞ? 薬をやってなかったとしても碌なことをされてねえよ」
「そうだな。いったいこんな山奥で何やってんだか。……む? 待て止まれ、おいおまえら。何者だ? なぜここを訪れた?」
「お、気が付いたみたいだね。じゃあ警察手帳を取り出しつつ話しかけよう。やぁ、仕事ご苦労さん。ボクはこういう者だよ」
「私も名刺を取り出しながら話しかける。そして私は名探偵の古美門です。まずは《信用》だ」
「ボクも《信用》だ」
古美門《信用》80 → 24 成功
京楽 《信用》80 → 09 成功
「……警察と探偵がここになんのようだ?」
「それはキミたちもよくわかっているんじゃないのかい? この施設の調査さ。悪いけどさっきのキミたちの会話を聞かせてもらったよ。キミたちも自分たちの仕事に納得していないんじゃないのかい?」
「どうだ、ここはひとつ。我々と手を組んで、ここが本当に真っ当な機関なのかを調べてみないか? 安心しろ。今なら私もこの刑事も君たちをどうこうするつもりはない。むしろ調査協力をしてもらったと判断して謝礼も用意しよう。GM、《説得》する」
「ボクもだ」
古美門《説得》75 → 40 成功
京楽 《説得》68 → 92 失敗
「あ、ボク失敗しちゃったけど大丈夫かな」
古美門が成功したので見逃します。
「……いいだろう」
「お、おい相田……」
「いいじゃないか
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