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社会人共がクトゥルフやった時のリプレイ
クロノスを喰らうもの
Part.3
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ているという噂があり、政財界の大物がこんな辺鄙な占い屋を訪れるのもそれが理由ではないかと考えている。

「しかも【クロノスの光】の代表と【ノーヴルヴェール】の支配人が夫婦の関係にあるんです。カルトと繋がっている可能性のある夫と、自殺した児童が通っていたNPO法人の代表である妻。これは凄いスクープが眠っていると思って、調査の第一歩としてここに来たんですよ」

「そうしたら偶然私たちがここに来た、と」

「なんだ凄くいい情報じゃないか」

「ぐう有能過ぎる」

「あ、そうですそうです。はいこれ」

 そう言って、飛龍はポケットの中から1枚のカードを古美門に渡します。

「これがこのお店の《会員カード》です。これで門前払いされずに入れますよ」

「ありがたくいただこう。そして追加ボーナスだ。10万を飛龍に渡す。またいいネタが入ったらよろしく頼むぞ飛龍くん」

「へへへっ、毎度ありでーす! これだから古美門先生は好きだよ。私の扱い方をよく理解していらっしゃる!」

「優秀な人間に金を払うのは当然のことだ。今後ともよろしく」

「こちらこそよろしくでーす。あ、そうそう。この店ドレスコードがあるらしいですよ。まぁ皆さんなら問題なさそうですが」

「だな。ある意味全員正装だ」

「俺の白衣がちょっと怪しいか?」

「大丈夫だと思いますよ? では私はここまで! どろん」

 と言って飛龍は身軽な体捌きで退散していきました。

「よし。【ノーヴルヴェール】に入るぞ。私が先頭を切る」

「ではあたしが2番目だ」

「私が3番目です」

「なんでパラノイアスタイルなんだ。まあいい。俺が最後尾だ」

 ではあなたたちが扉を開けると、目の前には受け付け台と、怪しげな雰囲気を醸し出している女性が座っていました。

「……おや、見慣れないお顔のお客様方ですね。《会員カード》の提示をお願いします」

「じゃあさっき飛龍からもらったカードを見せよう。さらにGM、私は《信用》を使うぞ。他の3人はカードを持っていないから入れない可能性があるが、私は有名な探偵だ。私の《信用》に成功したら3人の入店を許可して欲しい」

 いいでしょう。《信用》をどうぞ。

 古美門《信用》80 → 53 成功

「よし、成功。ロールプレイだ。《会員カード》と一緒に名刺を渡す。私は探偵の古美門研介だ」

「……成程。わかりました。《会員カード》です。皆さんどうぞ」

「貰っておこう」

「ではいただきます」

「これで俺も大物の仲間入りか」

「受け付けを過ぎて中に進む。中はどうなっている?」

 店内は赤や紫のミステリアスなランプやキャンドルがあちこちに灯され、多彩な色のヴェールが天井に壁に吊
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