クロノスを喰らうもの
Part.2
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っていた学校がここ、【クロノスの光】が経営する学校だったんだよ」
「……ほう」
「君には死亡した児童の交友関係と、【クロノスの光】そのものについて調べてほしいんだ」
「自殺じゃなかったのかい? ボクはその件に関わっていないから詳しくは知らないけど」
「報道には自殺と発表したが、他殺の可能性も実はあるんだ。ここだけの話。私たちは【クロノスの光】が何かヤバいものに関わっていると睨んでいる」
「その根拠は?」
「後で資料を送るからそれに目を通してくれ。そうしたら君もわかるはずだ。この事件の不審なところにな。資料に書かれていないことで気になることがあったらいつでも連絡をよこしてくれ。私の知っている範囲ならすぐに答えるし、そうでなければ私たちも調べよう」
「ふーん。いいよ、やろうか。すぐに資料を手配して欲しい」
「わかった。気を付けるんだぞ」
というわけで京楽のシーンはお終いです。
――――・――――・――――・――――
チーム古美門のシーンに移りましょう。3人はどうしますか?
「【ぬくもりハウス】について調べるぞ。まずはパソコンだ。ホームページくらいあるだろ?」
ありますね。でも特にこれといった情報はありません。どこにでもある児童養護施設と同じようなホームページですね。
「じゃあ内容は確認しなくていい。住所と電話番号だけ頭に叩き込む。【ぬくもりハウス】に出発だ。遊星を呼ぶぞ。電話をかける」
「電話に出よう。古美門か。どうした? 仕事か?」
「そうだ仕事だ車を出せ」
「了解。10分持っていてくれ」
「よし。遊星が来るまで待つぞ」
じゃあ10分後。
「ようやく俺の登場か。インターホンを鳴らす」
「きっかり10分。遊星だな。私が直々出よう。ガチャ。やあ遊星くん待っていたよ」
「久しぶりの仕事だ。どこに行く?」
「埼玉県の所沢だ。【ぬくもりハウス】という児童養護施設に向かう」
「それはまた……微妙に遠い距離だな。車で1時間といったところか」
「だから君に来てもらったんだ。いざとなったら調査協力もしてもらうぞ。金は弾む」
「毎度ありだ」
「で? そういえば遊星くん、どんな車で来たんだ?」
「新型のトヨタセンチュリーだ。しかもギリギリ合法な改造を色々して凄いことになっているぞ」
「素晴らしい。私に相応しい車だ。十六夜さん、星熊くん、行くぞ。私は後部座席右側に座る」
「遊星さん、こんにちは」
「ああ咲夜。どこに座る?」
「私は助手席に座りましょう。あ、GM。私はファイティングナイフを6本持っていきます」
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咲夜 《隠す》6
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