第40話:哀れな蜘蛛
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。生き延びたら何を仕出かすか分からないから倒せる時に倒した方がいい」
大輔から出た正論に京と伊織は黙り込む。
「…じゃあな」
光針をアルケニモンに向かって振り下ろそうとした時。
「そうはさせないぜ!!」
真上から放たれた電撃を咄嗟にそれを斬り払う。
「…マミーモン!!」
「アルケニモン、助けに来たぜ!!」
「仲間か!!」
包帯を全身に巻きつけたミイラ男のようなデジモン。パイルドラモンHMは即座にマミーモンと呼ばれたデジモンに向かう。
「スネークバンテージ!!」
マミーモンが放った大量の包帯。
パイルドラモンHMはそれを払ってマミーモンを両断しようとするが。
「っ…いない!!」
「退きな!!」
マミーモンの声が響き渡り、後ろを見遣るとそこには銃を乱射して大輔達をアルケニモンから離し、アルケニモンと共に脱出しようとしているマミーモンの姿があった。
「お前みたいな化け物と真正面からやってられるかよ!!」
アルケニモンを抱えてギガハウスから脱出するマミーモン。
「くっ!!」
追いかけようとするが、アルケニモンとマミーモンの姿は何処にもない。
どうやら逃げられてしまったようだ。
「くそ、逃がしちまった」
「大丈夫だ。次がある」
悔しがる大輔を賢が宥める。
今までのデジモンとは全く違う存在のアルケニモンとその仲間のマミーモン。
まだまだ戦いは終わりそうにないとパイルドラモンHMは深い溜め息を吐いた。
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