機動戦士ガンダム
2287話
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、ホワイトベースは連邦軍の……他国の軍艦だ。少し前ならともかく、今はお前達がクレイドルの街中を歩いたり、自然豊かな場所に行ったりといった事は出来ないと思う」
ルナツーの強行派が月に攻めて来たり、もしくはあの演説を行ったりする前であれば、ある程度の自由は認められたのかもしれないが……今となっては、連邦はジオン公国程ではないにしろ、準敵性国家といった扱いになってしまっている。
ゴップとは連絡を取り合っていて、向こうも少しでも関係を改善させようとして頑張ってはいるんだけどな。
だが、ルナツーの強硬派はつくづくゴップ、そしてレビルといった面々の頑張りを無にするかの如く、無駄に戦力を消耗したり、月に対して挑発的な演説をしたりしていた訳だ。
うん、正直なところゴップにレモンや技術班が作った胃薬辺りを送ってやろうかと思わないでもない。
「そうか。……残念だ」
「まぁ、今はどうしようもないだろ。とはいえ、ルナツーのタカ派も今回の一件で大掃除されたし、これから連邦軍が取る行動によっては、月と連邦の関係も改善するかもしれないな」
「だと、いいんだが」
心配そうに告げるブライト。
だが、多分大丈夫だろうというのが、俺の予想だ。
……実は、まだ他にも大量にタカ派がどこかにいるといった事になった場合は、どうなるか分からないが。
さすがにそんな事はない……と、そう思いたい。
そうして話している間に、やがてホワイトベースはクレイドルの宇宙港に無事入港するのだった。
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