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地球防衛軍VーARC5555が民間人として転生しましたー
Goodbye, my peaceful life
巨船襲来・A
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!』
平賀「敵が多い! これでは前に進めない!」
住宅地に大きな『塔』が建っている。その『塔』の頂上から次々怪物が現れる。
エアレイダーの自慢の砲撃要請も敵が多く、先に進めない。標的指示ビーコンを射出する銃の射程は短い。
司令官『軍曹、ミストラルは動けないか?』
司令官は、状況を打開しようと、ミストラルの状態を軍曹に聞いた。
軍曹「この状態では動けない……弾切れだ……」
歩兵と装甲車と戦車、コンバットフレームの並ぶ後ろで駐機姿勢で並ぶ2機の『ミストラル』
???『こちら戦略情報部(以下・情報部)。これより支援します』
???『こちらはEDF日本支部作戦本部(以下・本部)だ。ベース228の司令官、情報部と共に支援する』
司令官『ありがとう、感謝する。しかし、あの塔を破壊出来なければこちらが全滅だ……際限がない! 弾薬もそろそろヤバイ!』
司令官は本部に苦言を言う。
情報部『司令官、軍曹、あの落下物は頂上にある半透明の部分を攻撃すれば歩兵の火器でも破壊可能です』
軍曹「俺達の銃ではあの高さに届かない………」
兵士C「ああ、スナイパーライフルでもあれば……」
次々と怪物を送る『塔』の弱点を情報部が伝えたが、射程が足りず、さらに前に進めない。
そこに、轟音と共に20発を越える榴弾が降り注ぎ、敵の群れが一掃される。
軍曹が振り向くとキャノンを搭載した『ミストラル』の姿があった。
兵士A「遅かったじゃないか……」
ファイブス「こちらファイブス。本部、ミストラルは自由に飛行可能だ。俺がやる」
装備を整えて戻ってきたファイブスは本部に進言した。大まかな流れは無線を聞いていた為、知っている。
本部『……このままではじり貧だ、新入り、頼むぞ!』
ファイブス「了解。『ARCトルーパー・ファイブス』……『テレポーションタワー』の破壊に向かう」
− − − − − − − − − − −
ファイブス「あの『塔』か……ハードケース、全装備の残弾は?」
ファイブスは機体のAIに聞いた。
ハードケース『残弾は左右共に15発。コンバットバーナーは残り5分程度。椀部機関砲は残り300発、マシンガンは400発です』
ファイブス「まだまだ持ちそうだな。おっと!」
『塔』を登ってきた巨大生物が酸を撃つ。それを回避し、腕の機関砲で『塔』の半透明の場所を攻撃た。
すぐに『塔』は爆破し地面崩れた。残り二本の塔も同様に破壊。
本部『よくやった。休んでくれ新入り』
ファイブスは機体を操縦し、軍曹達のいる陣地に着陸した。
軍曹「ファイブス、お疲れ。飲むか?」
コクピットから出ると、軍曹からペットボトルを渡される。
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