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うちはオビト逆行物語 改 〜逆行?何それ美味しいの?〜
幼少編
うちはオビト逆行物語『変わらぬスタート』
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そして、演習場に戻り、自空間にはいる。
正常なようだ。変わらず柱間細胞のおかげで木遁が使える。
…待てよ、今俺は万華鏡写輪眼も柱間細胞もある訳で、神威以外にも須佐能乎が使えるわけだ。これはもしかしなくてもチートである。チャクラ量も全盛期頃から変わってない事を確認もしたし、完全にチートである。
…とりあえず他の術も試して見なければ、俺は考える事を一時放棄した。


気づいたら夕暮れ時になっていた。
今回の成果は中々で、やはりチートである。
覚えてる術は全てできた。
チャクラ量も申し分ない。今からこれがあるということは早々から手が打てる。これは有難いことには変わりない。
だが、これで安心してはいけないのも分かっている。
もっと、もっと強くならないと。
黒ゼツはともかく、他の強敵すらも倒せないぞ。
「…先は遠いな。」
でも、負けねぇから。
今回は任しといてくれよ、皆。
「さ、帰るか。」
まだやりたいことはたくさんある。


「ただいまぁ…。」
「あら、オビトお帰り、今日は少し遅かったわね。」
居間でお茶を啜っていた祖母がニコニコといつもの暖かい笑みを浮かべ迎えてくれた。昔はあまり考えてはいなかったが、この人はとても暖かい人だ。優しく包み込んでくれるような人だ。
「あ…うん、時間忘れてて…ゴメン、飯、作っちゃった?」
「いいえ、オビトの事だから自分で作りたいって言うと思って。」
さっすがばぁちゃん、分かってる。
最近気づいたのだが、味覚は幼少期のままのようだ。
六道仙人、変わらずいい仕事してるぜ。

「はい、ばぁちゃん。」
「まぁ、ありがとうねぇ。」
オビトの料理はおいしいから、なんて言ってくれるばぁちゃん大好きで。
でも、時より思ってしまう。
俺に両親がいたら、もっと楽しかったりしたのかな、なんて。
こんなこと、口にだせねぇけど。?
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