機動戦士ガンダム
2285話
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決して悪い話ではない……と思う。
そんな感じで、それぞれがパイロットスーツに身を包み、MSに乗って話をする事、十数分……
『シャアの部隊が仕掛けてきた。MS隊、出撃してくれ』
ブライトの通信が入る。
まず、真っ先にカタパルトデッキから出撃していったのは、当然のようにガンダムに乗るアムロ。
続いて、ガンキャノンに乗るカイが出撃し、ガンタンク隊もそれに続くが、ガンダムやガンキャノンとは違って、キャタピラでカタパルトデッキを移動していく。
まぁ、ガンキャノン隊はホワイトベースの上に乗ってそこで移動砲台的な役割をするのだから、カタパルトデッキで射出されても困るだろう。
そんな状況を見ていた俺も、ガンキャノンを移動させる。
とはいえ、カタパルトデッキで射出される訳ではなく、MSの足を使って歩いて行くのだが。
そうしてホワイトベースの外に出ると、スラスターを使ってホワイトベースの甲板に上がる。
今回の戦いはアムロ以下ホワイトベースのMS部隊に任せるつもりだったが、もし本当にホワイトベースが撃破されるような事になった場合、即座に対応出来るように用意しておく必要がある。
そういう意味で、俺はこうしてホワイトベースの甲板上で待機している訳だ。
映像モニタに表示されているのは、ビームライフルの光と思われる光景。
間近での戦いとなっている訳ではなく、かなり離れた場所での戦いとなっている。
それでも3機のガンタンクは、低反動キャノンを発射してアムロとカイの援護射撃を行っている。
また、ホワイトベースの方でもメガ粒子砲や主砲を使っての攻撃を行っていた。
こうして見ると、ホワイトベースの戦力ってかなり高いよな。
もっとも、それはあくまでもホワイトベースが色々と特殊な軍艦だからだろう。
実際にホワイトベースがそのまま連邦軍で量産されたりは……どうだろうな。
サラミス級やマゼラン級と違って、見るからに複雑な形状をしている。
その辺の事情を考えれば、大々的に量産するのは難しいだろう。
考えられる可能性としては、それこそ精鋭部隊や特殊部隊といったような者達が使う旗艦として製造される……といったところか。
いっそルナ・ジオンでホワイトベースの設計データを入手して……いや、そういう意味なら、グワジン級の設計データ……正確には、ジオン軍から譲渡されたグワジン級を詳細にデータを取って作り上げた、普通とは一味違った意味での設計データがある。
グワジン級とホワイトベース……ペガサス級だったか。どっちが使いやすく高性能なのかは……ただ、グワジン級はザビ家の旗艦という印象が強いのも事実なんだよな。
いっそSEED世界のミネルバをベースにして……いや、そうなると色々と不味い点もあるか。
そう言えば、近いうち
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