第四十八話 合格してその二十八
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「朝早いですよね、どうしても」
「うちの高校はね」
毎朝の参拝は宗教学校は結構あるみたいです、天理高校にしてもこのことは同じだということです。
「けれど毎朝もっと早く参拝している人達もいるから」
「このおぢばには」
「ええ、修養科の人達は朝の神殿掃除の時は三時半起きの季節もあるわよ」
「三時半に起きて、ですか」
「ええ、お掃除よ」
「それは凄いですね」
「普通は四時半起きだしね」
修養科の人達はです、季節によって。
「もう私達よりもずっとね」
「早起きですか」
「そうよ、凄いわよ」
「ううん、僕朝は」
「まあ慣れるわ」
このことはとです、私は阿波野君にお話しました。
「何日か続けていたらね」
「そうなんですね」
「朝早く起きるのもね」
「三時半とか四時半に起きることもですか」
「その分早く寝る様になるから」
早寝早起きです、やっぱり人間寝ないと駄目ですから。
「そうなるわよ」
「規則正しい生活になるんですか」
「そうよ、そうした生活はいいわよ」
実際私もお家ではそうした生活です、早寝早起きは天理教の教会だけでなくお寺や神社でもそうとのことです。
「本当にね」
「僕今も結構なんですけれど」
「七時五十分の参拝に合わせて」
「はい、起きて学校に来てますから」
それでというのです。
「そうなっています」
「そうなのね、けれどね」
「四時半起きはないです」
修養科やひのきしん隊の人達みたいにです、この人達は毎朝の神殿の参拝に毎朝参加されています。
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