第七千五百十二話 再建なって
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第七千五百十二話 再建なって
海軍はともかく陸軍と空軍の再建もっと言えば機械化と拡大はスペイン内戦の介入でも証明されました。
それを観てドイツの上司の人はドイツに言いました。
「ではさらにだ」
「軍備の充実を推し進めてですか」
「そうしてだ、いいな」
「戦争ですね」
「生活圏の拡大の為にだ」
そして確保の為にです。
「それを行う」
「いよいよですね」
「無論外交で話が済めばいいが」
その外交もです。
「軍事力が必要であることは変わらない」
「だからですね」
「そうだ、より規模を拡大してだ」
「兵器もですね」
「いいものを揃えていくぞ」
「わかりました」
ドイツも頷きます。
「それでは」
「軍隊はどうしても必要だ」
当時のドイツの上司の人はこうした認識でした、ですがこの政策が第二次世界大戦に至ることは歴史にある通りです。
第七千五百十二話 完
2019・1・9
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