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許されない罪、救われる心
124部分:第十一話 迎えその十三
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れど」
「そんなことはないわよ」
 水無は微笑んで嘘を言った。彼女の為にだ。
「全然ね」
「本当ですか?」
「本当よ」
 また嘘を言ってみせた。

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