光人間、転生する
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俺は天崎光(あまさきひかる)。さっき死んだところだ、目の前の神のせいでな。
「さて、突然の事で読者何が起きたかわかってないから、一から説明して」
「へ?読者…とは?」
「いいからはよせい!」
「は、はい!!あ、貴方は先程トラックに跳ねられお亡くなりになった訳ですが、実は私が全生命体の命の素である生命の書の貴方のページにコーヒーをこぼし、それを慌てて拭き取ったら破れてしまった為亡くなったのです。ホントに申し訳ありませんでした」
「はいOK、それでこの後どうなんのよ?」
「は、はい!貴方には転生をしていただきます」
はい来ましたよ転生!この言葉を待ってたわけよ。
「転生先は選べるんだろ?えっとね…」
「あ、すいません。神の法で転生先はクジで決まるんです、これは絶対に変えられない規則でして…」
な、なんですとぉー!!!!じゃ、じゃあ大好きな大人気マンガ『ONE PIECE』の世界の夢は…俺の運に任されたというわけか!
「何とかならないのか?!」
「すいません…し、しかし!お好きな能力を二つか三つ程付けることは出来ます!」
おっ…それは中々に嬉しい。
「うむ…仕方ない、それで我慢するしかないか。付ける能力は今言っていいの?」
「は、はい。今言って頂ければ転生時にそれを付けさせて頂きます!」
「成程」
…『ONE PIECE』の世界に行けるなら能力は誰も使ってないオリジナルの悪魔の実にでもしようと思ってたけど、正直クジじゃ『ONE PIECE』の世界は厳しいだろう。世界は無数にあるはずだ、その内望んだ世界に転生できる確率はかなり低いだろう。それこそ天文学的確率の可能性が高い。ん?てかさ…
「これクジ引いてから能力決めるのはダメなの?」
「 別に構いませんが…」
大丈夫なのか…
「ならそれで」
「分かりました…ではこの箱に手を突っ込んで中から紙を1枚取り出してください」
何処からともなく取り出された穴の空いた四角い箱。どっから出てきたこれ。ま、いっか…よし、来い!『ONE PIECE』!!
「えー…これは…『僕のヒーローアカデミア』の世界ですね」
「……_| ̄|○ il||li」
…まさかの『ヒロアカ』…いや、まあ知ってる世界だけよかったと思えば…それに『ヒロアカ』は嫌いじゃない。寧ろ好きな漫画のひとつだ。はぁ…さて次は能力決めるか。『ONE PIECE』の世界じゃ無いなら誰かに使われてる能力でも問題は無いな。なら…
「『ONE PIECE』の黄猿のピカピカの実≠フ能力を下さい!ただカナヅチなしで!それと同じく『ONE PIECE』の六式を使えるだけの身体能力を
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