第24話:同一人物
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ンの光線を押し切って直撃、最後の魔獣も撃破された。
「マグナモン、君は…」
「悪かったな、遅くなった。でも最後のパーティーには間に合ったようだな!!」
「全く君はいいとこばっかり持っていくんだから…でもどうしてここに?」
「デジタル空間を彷徨っていたら偶然、不思議な力を感知してな。それを目印にして来たわけだ。あちこちに移動するから全然出られなかったけどな」
「マグナモン!!」
「大輔…それにヒカリも…その姿…懐かしいな…でも大輔もヒカリも大人になっているはず…彼らは?」
「彼らは並行世界の過去から来たんだ。細かい話は後にしよう、戦えるかい?」
「当たり前だ。後ろに守るべき者がいる限り俺は戦う。それが並行世界とは言え大輔達なら尚更だ。」
デジタル空間を彷徨っている最中も修復は続けていたので、左腕がないことを除けば戦える状態だ。
マグナモンも参戦したことで連合軍の勢いは更に増していく。
広範囲への攻撃を得意とするために殲滅能力が高いインペリアルドラモンHDM、マグナモン、デュナスモンの攻撃でバグラ軍は瞬く間に数が激減していく。
「そっ…そんな…!かつて神界の軍勢を圧倒した魔獣共がこうも易々と…!!?」
「リリスモン!!てめえも余所見してる場合じゃないぜぇっ!!」
シャウトモンX7が愛用のスタンドマイクを握り締め、リリスモンに突撃する。
「ちょ…調子にお乗りでないよっ!!」
リリスモンの後方に巨大な魔法陣が展開され、シャウトモンX7に闇の波動が直撃するが、ダメージを与えるどころか動きを鈍らせることすら出来ない。
「とっ…止まりなさいよっ!!私の最強の攻撃魔法が命中してるでしょおっ!?」
「ウオオオオオッ!!クロスバーニングロッカー!!」
「ギャアッ!!?」
シャウトモンX7がスタンドマイクに業火を纏わせて全力で振るう。リリスモンは魔法盾を張るが、容易く粉砕されてしまい、右手の爪が欠けてしまう。
「(だっ…駄目だわ!!最早並みの魔王級デジモンの力を大きく超えているっ!!)」
完全に不利となってしまったリリスモンが撤退した。
「あ!てめえ待ちやがれっ!!」
「逃がさないぞ!!」
「主力がやられて総崩れになってるな」
「X7!!インペリアルドラモン!!無理に追うな!!ロイヤルナイツのみんなも待ってくれ!!あそこにはバグラモンやタクティモンもいるんだ。下手に突撃したら手痛い反撃を喰らうかもしれねえ!!」
「くそ…」
「分かった、大輔」
大輔の指示にシャウトモンX7とインペリアルドラモンHDMは渋々とリリスモンの追撃を止めた。
【連合軍の勝利だーっ!!ついにバグラ軍を大魔殿にまで追い詰めたぞ!!
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