第22話:皇帝聖竜
[1/10]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
大輔とヒカリは賢と合流して爆発の発生元に向かうとそこにはキリハとメタルグレイモンの姿があった。
「キリハさんとメタルグレイモン!?」
「危ない!!」
謎のデジモンと戦っているメタルグレイモン。
デジモンはメタルグレイモンにトラックを投げ飛ばし、メタルグレイモンがそれを真っ二つにするが…。
「純情エメラルドチョップ!!」
「グガッ…!!」
強烈な手刀を喰らい、メタルグレイモンが地面に叩き付けられ、キリハが落下していく。
しかしドルルモンがキリハを救出した。
「ヒカリちゃん、賢、行くぜ!!」
「「うん!!」」
「ブイモン進化、エクスブイモン!!」
「ワームモン進化、スティングモン!!」
「デジメンタルアップ!!」
「テイルモンアーマー進化、微笑みの光!ネフェルティモン!!」
「「「エヴォリューションクロス!!」」」
「パイルドラモンHM!!喰らえー!!」
「ブルアアッ!?」
顔面に全力の回し蹴りを叩き込んで転倒させる。
「大輔君、ヒカリちゃん、賢君…」
「ごめんなさい、アカリさん。心配かけちゃって…もう大丈夫です!!」
「本当に?」
「はい、大輔君がいるから大丈夫です!!」
「むむ?もしかして…じゃなくてキリハ君、こんな所で暴れたらみんなが危ないじゃない!!」
大輔とヒカリの雰囲気の変化に気付いたアカリだが、今はそれどころではないとキリハに詰め寄る。
「見なさいよ!!関係ない人を大勢巻き込んで…こんなのがあんたの戦い方だって言うの!?」
アカリの後ろにはメタルグレイモン達の戦闘に巻き込まれた人々の姿があった。
「っ!…ふ…ん…!俺は現代人と言う奴が嫌いだ…!下手に知恵をつけて根性がついて来ないから言い訳ばかりが上手い…!」
「ドルルモン、キリハさんはどうしたんだ?滅茶苦茶機嫌悪いけど?」
「…実はな」
大輔達はドルルモンから別行動していたタイキ達に何かあったのかを聞いたのである。
キリハの機嫌が悪いのはタイキの小学校時代の友達のタツヤのことであった。
タイキと一緒に陸上の選手をしていたのだが、大きな怪我をしてしまったらしい。
昔のタイキは今のタイキとは違い、昔は自分でやりたいことを見つけて周りを巻き込むタイプだったらしく、興味のあることにすぐにのめり込んで並行してやり続ける人間だった。
しかしある時のタイキは陸上にハマり、タツヤと共にオーバーワークの練習をしてしまいタツヤを大怪我させてしまったらしい。
それ以来タイキは自分が何をしたいのか、何になりたいのか言わなくなってしまったのだ。
逆に困っている人を見たら、特に真剣に何かを取り組んでいる人を見る
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ