『鏡越しの僕』
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邪魔な奴が立ちはだかる。
追い払うのもしんどい。
そんな気力すらない。
同情なんてのはくそくらえ。
綺麗事なんてのも聞き飽きた。
腐った大人なんてそこら中に要る。
腐ってない大人なんてのはごく僅かだけ。
殴り飛ばして蹴り上げて。
ひきづりまわして泣かそう。
血ぃ吐く迄喚け。
大丈夫、素手でやるから。
後はジックリ炙ったり毟ったり。
少しずつ切り離していこうか。
大丈夫、最期は粉々にしてあげるから。
そんなことを繰り返しても腐った奴は居なくならない。
そんなことを繰り返しても亡くなった者は甦らない...。
それでも、消えない怒りと憎しみ。
解ってても消えない。
どう飼い慣らしてきたんだっけ。
最近また暴れ出してチョット困り気味。
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