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転生とらぶる
機動戦士ガンダム
2281話
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拒める筈はない。
 ……取りあえず、士官候補生だったブライトよりも有能である事を祈ろう。
 もし無能だったら……

「ホワイトベースはまだ新造艦だし、何か事故が起きて、誰かが宇宙に流されてしまっても、仕方がないよな?」

 そう呟くと、部屋の中にいる二人の視線がこちらに向けられる。
 シーマは笑みを含んだ視線だったが、ブライトとアムロからは本気か? といったような視線。

「まぁ、その人物が馬鹿な真似をしない奴なら、問題はないだろ。そう思わないか?」
「そうだねぇ。馬鹿な上官が戦場で事故にあうのは、何も珍しい話じゃないしね」

 まさか、シーマが俺の言葉を認めるような真似をするとは思わなかったのだろう。
 ブライトは唖然とした様子でシーマに視線を向ける。

「おや、どうかしたかい? あたしは戦場でなら起きて当然のことを口にしたつもりだったんだけどね」
「……いえ。何でもありません」

 口では敵わないと思ったのか、ブライトはシーマに対して言葉を濁す。
 アムロの方も、シーマに何かを言えば自分に不幸がやってくると判断したのか、思うところはあるようだったが、実際にそれを口に出すような真似はしていない。
 これもまた、ニュータイプ能力だったりするんだろうか。
 そんな風に思いながら、俺達はシーマとの間で世間話を進める。

「そう言えば、イザークをこっちで使ってますが、それは構わないんですか?」
「ああ、それは別に構わないよ。相手がシャアともなれば、正規の軍人がいない今のホワイトベースでは、色々と危険だろう?」
「それは……」

 言葉に詰まったブライトの視線が向けられたのは、アムロ。
 実際、アムロは原作においてこのような状況でもどうにか乗り切っていたのだから、それを考えればブライトが何を言いたいのか、想像するのも難しくはない。
 とはいえ、原作ではルナツーが他国に占拠されているなんて状況ではなかったのだろうが。

「そういう意味で、イザークはあんたらにとっても有益な存在の筈だよ」

 満面の笑みを浮かべてそう告げるシーマは、女王の風格らしきものを備えていた。
 ……もっとも、シーマ本人はルナ・ジオンの女王に対して強い忠誠心を抱いているのだが。

「……分かりました。そう言うのであれば、イザークにはこれからもホワイトベースで役に立って貰います。イザーク、お前もそれでいいんだな?」
「ああ、こっちとしても、ホワイトベースは色々と興味もあるし、親しい相手も出来た。それがシャアのムサイ級に撃破される可能性を考えると、それを放っておくような真似は出来ないな」

 ホワイトベースに興味という点で、ブライトが一瞬だけ眉を顰めたが、結局それ以上はその件について何も言わない。
 ルナツーに寄ったり、月
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