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翠碧色の虹
第三十七幕:未来を写す虹?
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時崎「七夏ちゃん、どうしたの?」
七夏「えっと、自由研究のテーマ、良いのがあったらって☆ 今、思い出しました」
時崎「なるほど」
七夏「こういうのって、後になりがちですから」
時崎「工作や習字もそうだよね」
七夏「くすっ☆ お料理の本も見ていいかな」
時崎「もちろん!」
七夏「ありがとです☆」

楽しそうに本を眺める七夏ちゃんを見ながら、さっきの出来事を考える。七夏ちゃんが望む未来。それは、お互いに心を通わせた未来である事を意味しているのだと思う。七夏ちゃんの瞳は、未来まで写しているような気がする一日だった。

第三十七幕 完

−−−−−−−−−−

次回予告

虹は幸せの象徴だ。俺はそんな虹を追いかけてここまで来たのに・・・

次回、翠碧色の虹、第三十八幕

「架け離れゆく虹」

追いかけても届かない。離れると追いつけない。そんな虹を幸せの象徴だと言えるのだろうか?

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